2023年(令和5年) 10月20日(金)付紙面より
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住民によるまちづくりの基本となる市民憲章運動の推進と継承などを目的とした「市民憲章運動推進第57回全国大会鶴岡大会」が21日(土)午後1時20分から、鶴岡市の荘銀タクト鶴岡で開かれる。入場無料で整理券を配布している。
全国で市民憲章の理念に基づいたまちづくり運動に取り組む団体で構成している全国市民憲章運動連絡協議会と、各自治体の市民憲章推進協議会が実行委員会形式で1966(昭和41)年から開催している。県内では2009年に米沢市で行われた第44回大会以来2カ所目の開催で、鶴岡大会のテーマは「虹をかけよう、やさしい心で―ほんとうの豊かさを追求する みんなが暮らしやすい持続可能なまちをめざして」。
大会ではオープニングアトラクションとして、「藤沢周平のふるさと 出羽庄内 鶴岡の風」と題した構成吟を地元の小学生やさまざまな団体が合同で披露する。
開会式に続いて、旧庄内藩主酒井家第18代の酒井忠久さん、農家民宿レストラン「知憩軒」女将(おかみ)の長南光さん、鶴岡総合研究所顧問の東山昭子さんが「ここに生きる―ほんとうの豊かさを追い求めて」をテーマに鼎談(ていだん)する。庄内農業高農業クラブ、新海町ラジオ体操愛好会(鶴岡市)による活動発表、鶴岡放送児童合唱団のアトラクションもある。
全国から参加する市民憲章運動の関係者による交流交歓会(21日)、鶴岡市内の視察研修(22日)も予定されている。
鶴岡大会に関する問い合わせは大会実行委員会事務局の鶴岡市総務課=電0235(35)1114=へ。