2023年(令和5年) 11月1日(水)付紙面より
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大人も子どももハッピーハロウィーン! 鶴岡市の鶴岡駅前通りで31日、「ハロウィン仮装パレード」が行われた。市内の保育園や幼稚園7施設の子どもたちや保育士、保護者など400人余りが思い思いの仮装に扮(ふん)して商店街をパレードし、店の前で「ハッピーハロウィーン! お菓子をくれなきゃいたずらするぞ!」と声を上げた。
10月31日のハロウィーンに合わせ、鶴岡駅前商店街振興組合(山之内滋理事長)が2014年から毎年開催しており今回で10回目を迎えた。
午前11時にパレードがスタートし、魔女や白雪姫、オオカミなど動物の着ぐるみ、アニメやゲームのキャラクター、特撮ヒーローなどに扮した園児たちがJR鶴岡駅から日吉町方面へ約300メートルにわたり歩いた。
各店の前で「トリックオアトリート! お菓子をくれなきゃいたずらするぞ!」と声を合わせ、店員からお菓子をもらうと笑顔を見せていた。
道形保育園(道形町)の大川日奈子ちゃん(5)はドラキュラ、島愛來ちゃん(5)は白雪姫の仮装をし、「お菓子をたくさんもらった。ハロウィーンはとても楽しい」と話していた。
2023年(令和5年) 11月1日(水)付紙面より
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鶴岡市田麦俣にある国土交通省酒田河川国道事務所中台除雪ステーションで27日、国道112号月山道路の除雪車出動式が行われ、冬道への備えが始まった。
全国でも有数の山岳豪雪地帯を通る月山道路(延長約30キロ)を管理する酒田、山形の両河川国道事務所は、上名川、中台、湯殿山、月山沢、寒河江の計5カ所に除雪ステーションを設け、月山道路を含む112号約80キロ区間で除雪作業に当たっている。今シーズンもグレーダ、ロータリー除雪車、ドーザーなど計51台を配備し、オペレーター95人による24時間体制で降雪に備える。
この日は両事務所や鶴岡市、西川町、施工業者などの関係者約70人が出席。初めに安全祈願祭を行い、神事で今季の除雪作業の安全を祈願。続いて行われた出動式では、国交省東北地方整備局の木村康博道路部長が「オペレーターの皆さんから長年培った高度な技術を発揮していただき、安全で安心な交通確保に向け確実な除雪をお願いしたい」とあいさつした。
除雪作業に長年従事し交通確保に貢献したオペレーター9人を功労者として両事務所長が表彰。施工業者代表で本間建設(鶴岡市山五十川)の本間新之亟(しんのじょう)社長が「全国の模範となるようにする」と安全の誓いを述べた。引き続きオペレーターたちが6台の除雪車両に乗り込み、月山道路をデモンストレーション走行した。過去3年間で最も早い月山道路の初雪日は2020年11月4日だった。