2016年(平成28年) 11月13日(日)付紙面より
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酒田市山楯の「悠々の杜」で11日、南平田小学校(長岡均校長)の5年生たちが地元産の木質チップを遊歩道に敷くなど森づくり活動を行い、森林に親しんだ。
悠々の杜は入浴施設「アイアイひらた」周辺の市有地を中心にした広さ7・74ヘクタールの森林公園で、地域住民による「悠々の杜推進協議会」(加藤寛英会長)が市民の憩いと教育の場として整備。2011年からは認定NPO法人「ひらた里山の会」(佐藤忠智代表理事)が事務局となって、多彩な自然体験プログラムを絡め森づくりを進めている。
この日は南平田小5年生の56人が参加。今年3月に前年度の同校5年生が植林したクリやヤマモミジなどの苗木に施肥した後、地元の杉の間伐材から作られた木質チップ約4立方メートルを、遊歩道(幅約1メートル、長さ約40メートル)に敷き詰めた。
この日は小雨の中、かっぱを着た子どもたちは木質チップをシャベルですくい、ビニール袋に入れて運び、次々に遊歩道に敷いた。敷き終わると全員が列をつくって「渡り初め」し、「森の香りがする」などと喜んだ
子どもたちはその後、森づくりアドバイザーの白壁洋子さんの指導でネーチャーゲームを楽しんだ。
2016年(平成28年) 11月13日(日)付紙面より
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酒田市の中町モールを華やかに彩るイルミネーションが、11日夜から点灯を開始した。来年1月15日までの期間中、まばゆいきらめきで夜の商店街に彩りを添える。
中心商店街の活性化と市民への日頃の感謝の意を込め、中町中和会商店街振興組合(脇屋直紀理事長)とマリーン5清水屋(成澤五一社長)が、市、酒田商工会議所の協力で2008年冬から実施している。今シーズンは中町モールの約100メートル区間にある植え込み部分を中心に赤や青、白といった色のLED(発光ダイオード)約1万6000球を取り付けた。
初日に行われた点灯式では、脇屋理事長が「輝く明かりのように夢や希望のある中心市街地を築きたい」とあいさつ。カウントダウンとともに関係者がスイッチを押し、イルミネーションがスタートした。
あいにくの雨降りにもかかわらず、買い物客や家路を急ぐ人たちも淡いまばたきを見せる輝きに見入っていた。イルミネーション点灯は期間中の毎日、午後5時から同11時まで行われる。