2016年(平成28年) 11月17日(木)付紙面より
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塗装業者で組織する日本塗装工業会が制定する「いいいろ塗装の日」の活動の一環として、塗装に携わる庄内全域の若手職人たちが16日、酒田市光ケ丘テニスコートのトイレ外壁を塗り直すボランティア活動を繰り広げた。
11月16日が「いいいろ」と読めることから同工業会は毎年この日に合わせ、公共施設などの落書きを消したり、塗り直す奉仕活動を全国で展開している。庄内全域の塗装業者で組織する庄内塗装工業会(榎本吉昭会長)のうち、若手職人による青年部(斎藤寛之部長)は毎年、酒田、鶴岡両市で活動を行っている。
この日は斎藤部長はじめ部員10人が参加。午前9時から、前日までに水洗いやマスキングなどの下準備を終えた同テニスコート敷地内にあるトイレ外壁の「お色直し」を繰り広げた。
落書き箇所はなかったが、塗装が剥げ、まだら状になった部分をアイボリー色で塗り直し。若手職人たちはローラーやはけを使って手際よく塗っていき、約3時間の作業で完成させた。斎藤部長は「比較的きれいなトイレ。これからもきれいに使用してもらえたら」と話した。