2017年(平成29年) 2月10日(金)付紙面より
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酒田市の琢成小学校(松本克則校長、児童195人)で9日朝、児童登下校時の安全を見守っているボランティア組織「琢成パトロール隊」(隊長・田賀幸二琢成学区コミュニティ振興会長)と交通指導員に対する「感謝する会」が行われた。
交通指導員3人は登校時、通学路の主要交差点にそれぞれ立ち、児童の交通誘導・指導に当たっている。パトロール隊は学区住民で組織、登下校時に児童の安全を見守っている。指導員、隊員の日頃の活動に感謝の気持ちを表そうと同校では毎年、6年児童が企画して年度当初に「顔合わせ会」、この時期に「感謝する会」を開催している。
感謝する会は同校体育館で行われ、交通指導員3人と隊員20人が訪問。同校の佐藤敬徳PTA会長が「親に成り代わって毎日、見守ってもらい、感謝。寒い日が続くが、これからも児童を見守ってください」とあいさつした。児童を代表して6年の鈴木量大君(12)が「いつも見守ってくれてありがとうございます」とお礼。全校児童が歌を披露した後、6年児童がメッセージカードと入浴剤、お茶をプレゼントした。
これを受け、交通指導員とパトロール隊員は「雪が残っている箇所があるので気を付けて」「毎日仲良く登校してください」「交通ルールを守ろう」と呼び掛け。退場時には児童たちとタッチを交わして交流を深めた。