2017年(平成29年) 2月22日(水)付紙面より
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鶴岡市出身の絵本作家、土田義晴さんを講師に招いた創作教室が18、19の両日、酒田市字新屋敷の松山城址館で開かれ、市内在住の親子連れがかるた作りに挑戦した。
交流人口の増加を図り親子の触れ合いを深めてもらおうと、地域振興事業の一環として市松山総合支所が「まつやまくまくん教室」と銘打って企画。両日とも同じ内容で、18日は親子連れら10組計35人が参加。
参加親子は受け付け時に決まった2文字の読み札の文句、取り札の絵画をそれぞれ担当。子どもたちはお父さん、お母さんと頭をひねって「さくらを見たいな まつやまで」「せみがみんみん なつやすみ」「のんびりと おんせんにつかって いいゆだな」などの文句を考えた後、土田さんの協力でそれに合った絵画を画用紙に描いた。
1時間ほどの作業で完成させた後は、取り札にラミネート加工を施し、同館南側にある芝生の上で「雪上かるた大会」。子どもたちは取り札目掛けて一生懸命に走っていた。お父さんと共に参加した冨樫湊君(4)=松山保育園年中=は「かるた作りは初めてで、『せ』と『ち』を作った。上手にできたよ」と話していた。