2017年(平成29年) 3月5日(日)付紙面より
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酒田市の亀ケ崎小学校児童会は1日、全校児童から募った書き損じの郵便はがきを酒田ユネスコ協会(五十嵐敬司会長)に贈った。
同校児童会は、途上国の子供たちに文具や学校を贈呈するため酒田協会の上部団体・日本ユネスコ協会連盟が展開している「世界寺子屋運動」に共感。1枚当たり45円の「募金」になる書き損じの郵便はがきを回収し毎年、酒田協会に寄贈している。
今年も児童会エコボランティア委員会(畑山開哉委員長)が1月30日―2月10日の約2週間、校内各階に専用ポストを設置、お便りや放送で周知を図りながら児童から投函(とうかん)してもらった。
この日は五十嵐会長、地主友昭副会長らが同校を訪問。贈呈式は校長室で行われ、大谷智之校長が見守る中、畑山委員長(6年)と齋藤奈菜副委員長(同)が「困っている子供たちのために役立ててください」と話し、書き損じの郵便はがき354枚を地主副会長に手渡した。
地主副会長は「一生懸命集めてもらい、とてもうれしい。世界中の人が幸せに暮らせるようにしたい」とお礼、五十嵐会長が畑山委員長に感謝状を手渡した。