2023年(令和5年) 5月28日(日)付紙面より
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「酒田緑の少年団」の入団式が27日、酒田市役所内で行われた。本年度の全団員が読み上げられ、新入団員には緑色の団の帽子が授与された。
同少年団は、広く市内の児童から緑を愛し、緑を守り育てる心を養ってもらおうと1976年に結成。市緑の少年団運営協議会(会長・丸山至市長)が運営に当たっている。48期となる本年度は、新入団の10人を含め小学4―6年まで市内の児童計19人が緑、自然に関するさまざまな活動を繰り広げる。
入団式では大勢の保護者が見守る中、久保賢太郎農林水産部長が新入団員一人一人に帽子を手渡し、「普段の学校生活では体験できないことを楽しんで。仲間と共に五感をフルに使って自然を味わってほしい」と激励した。
新入団員の一人、小野陽大君(9)=一條小4年=は「緑が好きなので入団した。ものを作るのも好きで、クラフト体験が楽しみ」と話した。引き続き団員たちは同市松山地域の眺海の森にバスで移動し、森林散策や木工クラフトを体験した。来年3月まで計7回にわたって緑に親しむ活動に参加するほか、他の少年団と交流を深める。