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2023年(令和5年) 6月24日(土)付紙面より

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「酒田のラーメンexpo」 9月17、18日開催 全国有名店とコラボ5種7000食

 酒田市民有志で組織する「酒田のラーメンexpo(エキスポ)2023」実行委員会(小田かほる実行委員長)は21日、同エキスポを9月17日(土)から2日間、市役所イベント広場で開催すると発表した。市内ラーメン店と、▽麺屋ようすけ(栃木県佐野市)▽吉祥寺武蔵家(東京都武蔵野市)▽札幌みその(札幌市)▽せたが屋(東京都世田谷区)―がコラボレーションするオリジナルラーメンなど計5種を2日間計7000食提供する。

 酒田市のラーメン店と市民有志で組織する実行委が、酒田のラーメンの魅力を広く発信することで、コロナ禍で疲弊した地域経済の活性化、にぎわい創出、交流人口拡大など図ろうと、酒田商工会議所、東北公益文科大学ラーメン同好会「麺恋の」などの協力で企画した。

 5回目となる今年は店主相互のつながりを生かした、全国有名店とのコラボラーメンがメイン。酒田のラーメンを考える会(齋藤直会長)の加盟店とコラボする▽麺屋ようすけ=出汁に溺れる塩ラーメン▽吉祥寺武蔵家=吉祥寺に根付いた家系ラーメン▽札幌みその=炙(あぶ)り肉が豪快な札幌味噌ラーメン▽せたが屋=こだわり抜いた煮干し醤油(しょうゆ)ラーメン―の4種に加え、文化庁「100年フード」に「酒田のラーメン」が認定されたことを記念し酒田フレンチとのコラボによる「未来に向けた酒田のラーメン」。いずれも麺に庄内小麦、チャーシューには庄内豚を用いることにしている。

 このうち酒田フレンチとのコラボラーメンに関して、担当者の一人、庄内地方の洋食シェフでつくる庄内DECクラブ会長の佐藤徹さん(ホテルリッチ&ガーデン酒田総料理長)は「ラーメンは食べるもので、まさかコラボするとは思ってもいなかった。カニのビスクをベースにしたスープを考えており、皆さんの知恵を借りながら進めたい」と。酒田市麺類食堂組合長を務める石垣洋平さん(麺工房さらしな)は「100年後に『100年前、こんなにおいしいラーメンを作っていたんだ』と思ってもらえような楽しいラーメンにしたい」と述べ、本番までに「珠玉の一杯」に仕上げる。

 初日は午前10時―午後9時、2日目は午前10時―午後3時。チケットは前売り900円、当日950円。前売りチケットは酒田のラーメンを考える会加盟店やみずほ八文字屋、酒田商工会議所で扱っているほか、7月1日(土)からは全国のセブン―イレブンでも購入可。問い合わせなどは小田実行委員長=電080(1693)5788=へ。

酒田市内のラーメン店主らがラーメンエキスポ開催をアピール
酒田市内のラーメン店主らがラーメンエキスポ開催をアピール


2023年(令和5年) 6月24日(土)付紙面より

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幻想的な粽田池を散策  25日まで松山ホタルウイーク 酒田 

 幻想的に舞うホタルを見ながら歩く「松山ホタルウイーク」が現在、酒田市松山地域の粽田池(ちまきだいけ)周辺で開かれている。淡い光を放ちながら飛ぶホタルを楽しみ、池や沢の周辺を散策する参加者の姿が見られる。

 同地域の松山の宝推進協議会(榎本和介会長)と山寺コミュニティ振興会(小林正利会長)が主催、毎年この時期に行っているイベント。同地域では以前、水辺にホタルが多く生息していたが、近年の経済成長に伴い激減、一時は全く見かけない状態に。そこでホタルや昆虫がすみやすい自然環境をつくり、子どもたちの昆虫観察や住民の憩いの場を提供しようと12年ほど前に山寺地区の有志が「山寺昆虫の森育成会」(山岸芳春会長)を組織。ホタルの養殖や成長のための環境整備など、ホタルの里づくり活動に取り組んでいる。

 ウイークは19日にスタート。20日夜は親子連れを中心に36人が参加。会員らが先導・同伴して同池に到着すると、淡い光が周囲を飛び回り、参加者は懐中電灯を消して幻想的なひとときを堪能した。家族で参加した田村彩音さん(12)、寧音(ねね)さん(9)=同市新橋四丁目=の姉妹は「ホタルを見たのは初めて。光が柔らかくて癒やされた」と話した。

 ホタルウイークは25日まで。参加は無料。予約不要で、各日午後8時に山寺コミュニティセンターに集合。ホタルが発生しない場合や荒天時は中止となる。ホタルは7月初旬ごろまで光る姿が見られるという。

暗闇の中、幻想的に舞うホタル=21日夜
暗闇の中、幻想的に舞うホタル=21日夜



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