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2023年(令和5年) 8月29日(火)付紙面より

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日本海に沈む夕日楽しむ 「とびしま」クルーズ 船上けん玉パフォーマンスも

 酒田市と離島・飛島を結ぶ定期旅客船「とびしま」(253トン、定員230人)で行く庄内浜夕陽サンセットクルーズが26日、庄内沖で行われ、家族連れらが船上から日本海に沈む夕日を眺めるなど楽しんだ。

 全日本空輸(ANA)あきんど庄内支店(前田誠支店長)とJR東日本庄内統括センター(所長・遠山浩一JR酒田駅長)が連携したおもてなしイベントの一環。「空と陸」の連携は今年3月に酒田―新潟駅間を運行する観光列車「海里

〈KAIRI〉」でも行われ、ANA客室乗務員(CA)「ANAブルーアンバサダー」らが乗客をもてなした。

 今回のサンセットクルーズでは置賜地区で観光ツアーなどを企画・運営するアルカディア観光局とも連携。県内唯一の離島・飛島をPRするとともに、庄内と置賜の観光促進にもつなげようと企画した。

 この日は県内外から親子連れら121人が参加。スタッフらも含め計約150人が乗船し、午後5時に酒田港の定期船ターミナルから出港。けん玉世界大会で優勝経験がある米国出身のニック・ギャラガーさん=長井市=による5連大皿や10連大皿といったけん玉パフォーマンスなど船上アトラクションを楽しみながら約1時間半にわたって庄内沖をクルーズ。同6時10分ごろに日本海に夕日が沈む間際になるとスマートフォンで景色を撮影したりするなど楽しんでいた。鶴岡市から家族で参加した菅原優空(ゆあ)君(4)は「船には初めて乗った。きれいな夕日が見られて楽しかった」と話していた。

日本海に沈む夕日を撮影する参加者
日本海に沈む夕日を撮影する参加者

ニックさん(右)から指導を受けながらけん玉にチャレンジ
ニックさん(右)から指導を受けながらけん玉にチャレンジ


2023年(令和5年) 8月29日(火)付紙面より

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幅広い分野学び堂々と発表 公益大 ジュニアドクター鳥海塾 プログラミング技術高く

 県内や隣県の小中学生を対象に、科学技術をけん引する人材の育成を図る東北公益文科大学(酒田市、神田直弥学長)による教育プログラム「ジュニアドクター鳥海塾」の中間成果発表会が27日、公益大で行われ、1―2期生から選抜された第2段階塾生がここまでの研究成果を披露した。

 科学技術イノベーションをけん引する傑出した人材の育成に向け、意欲がある能力の高い小中学生を発掘し、その能力を伸ばすことを目的に科学技術振興機構(JST)が展開している支援制度「ジュニアドクター育成塾」に、公益大が応募した「ジュニアドクター鳥海塾」が選定されたことを受け、2022年度に開講。現在、山形や秋田などの小学5年―高校2年生の1―3期生計約50人が、コンピューターを使いこなすために必要なプログラミング技術や心理学、観光、宇宙など幅広い分野で学びを深めている。

 この日は小学6年―高校2年生の第2段階塾生18人が自身で取り組んできた研究テーマの経過を発表。このうち、「交通安全教室で使う教材のWeb化」に取り組んでいる成田怜央(れお)さん(14)=鶴岡四中3年=は「紙の教材は管理が難しく、準備の手間などの問題がある。教材をRuby(ルビー)でウェブ化した。生徒用と教師用のページを作り、教師用のものは生徒の回答が一覧で見られるようにするなど工夫した」とし「片付けなども必要なく、授業時間を有効利用できたのではないか」などと発表。会場には保護者ら関係者も訪れ、堂々とした発表に聞き入っていた。

ジュニアドクター鳥海塾第2段階塾生らが中間発表
ジュニアドクター鳥海塾第2段階塾生らが中間発表



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