2023年(令和5年) 10月18日(水)付紙面より
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間もなく開幕するバレーボール2023―24Vリーグ女子1部(V1女子)に初参戦する酒田市のプレステージ・インターナショナルアランマーレの活躍を期し、酒田市議会は16日の本会議を「アランマーレ応援議会」と銘打って開催。高橋千代夫議長、池田博夫副議長はじめ議員、矢口明子市長ら市当局計約50人は全員、チームカラー「オレンジ」のユニホームを着用し臨んだ。
22―23V2女子で初優勝、勢いを持続させてV1女子下位との入れ替え戦でも連勝し、初の昇格を決めたアランマーレを含め12チームで争われるV1女子は21日(土)に開幕。来年2月まで2回戦総当たりによるVレギュラーラウンドを行い、上位6チームが同下旬からのVファイナルステージに進出する。
この日は午前10時の開会を前に応援イベントが行われ、高橋議長が「来年2月まで長丁場だが、V1での活躍を市民を挙げて応援していく」と述べ、池田副議長と共に北原勉監督と木村友里主将にそれぞれ花束を贈呈。これを受けて登壇した北原監督が「最後まで諦めないアランマーレらしいバレースタイルを貫く。今季も会場で共に戦ってほしい」、木村主将が「チーム力を武器にチャレンジャーとしてV1でも暴れ、勇気と感動を届けたい」と決意を述べた。
一方、これに先立ち選手とスタッフは市役所を表敬し、矢口市長、安川智之副市長、鈴木和仁教育長らにリーグ戦での健闘を誓った。
今夏のVサマーリーグで4位となり、鹿児島県で行われた特別国体でも上位に食い込むなど好調を維持しているアランマーレの初戦は28日(土)。午後2時半から石川県輪島市の一本松総合運動公園体育館で、前季V1女子4位の埼玉上尾メディックスと対戦する。
2023年(令和5年) 10月18日(水)付紙面より
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アフリカの打楽器「ジャンベ(アフリカ太鼓)」の世界的演奏者ソロ・ケイタさん(46)を招いた交流会が16日、酒田市の泉小学校(齋藤太校長、児童289人)で開かれ、3年生児童がジャンベ演奏などを通してアフリカの文化などについて理解を深めた。
ケイタさんは西アフリカ・ギニア共和国、サンバララ村出身。幼少時からジャンベの演奏活動を行い、世界各国のツアーに参加。その後、千葉県市原市に拠点を置き、全国でライブ活動などを行っているほか、伝統音楽文化の継続的育成などにも力を入れている。
同校では来年1―2月ごろにインターネットを通じて「アフリカ・ギニアの小学生」と交流するのを前に、ケイタさんに同校への訪問を打診。ケイタさんが快諾し、今回の交流が実現した。
この日はケイタさんやジャンベ奏者・堀米輝樹さん(48)ら3人が同校を訪れ、3年生41人と交流。児童たちはジャンベがドラムセットのルーツであること、手のひらや指を閉じたり開いたりすることで音の高低を表現することなどを聞きながら、一緒にジャンベを打ち鳴らしたり、ダンスをするなど楽しんだ。ケイタさんは児童たちに「ジャンベはみんなでたたくと元気になって友達になれる『つながりの楽器』。大きくなったらギニアを訪れてくれたらうれしい」と話した。高橋唯斗(ゆいと)君(9)は「ジャンベをたたいて手が痛くなったけど、ケイタさんはたたき慣れていてすごい」、阿部花奈(はな)さん(9)は「リズムなど難しかった。違う国の人でも楽しいとかうれしいという思いは一緒だと思った」などと笑顔で話していた。