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2023年(令和5年) 11月14日(火)付紙面より

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地元産材でラック作り楽しむ 平田小児童大工職人と交流

 酒田飽海地区の大工らが加盟する酒田飽海建設総合組合(酒田市ゆたか三丁目、関川俊夫理事長)の木工教室が10日、同市の平田小学校(長澤和博校長)で行われ、組合員の指導を受けて6年生29人が地元産材を使ったDVDラック作りに取り組んだ。

 同組合は酒田市と遊佐町の大工、左官、板金、塗装、設備など職人らで組織。地元産材を使った工作を通じ、木のぬくもりや良さ、製品を創作する喜び、達成感を感じてもらおうと毎年、両市町の小学校1校で木工教室を開いている。

 この日は佐藤昭利技術部長(63)はじめ組合員7人が同校を訪問した。組合員がデモンストレーションをしながら「金づちを使う時は最初は平らな面で打ち、最後は丸い面を使うと板が傷まない」「日本ののこぎりは引いて切る」などと解説。その後、児童たちはきりで板に穴を開けたり、部材を組み合わせて金づちで釘を打ったり、真剣な表情で取り組んだ。

 組合員が部材を支えたり、曲がった釘を抜いたりしながら作業。いち早く完成させた菅原湊翔(あつと)君(11)は「大工をやっているおじいちゃんの手伝いで木を使った作業をしたことがある。きれいにできてうれしい。手伝いも頑張りたい」と。佐藤部長は「木に触れ、芳香を嗅ぐことで心にもプラスになるはず。このような機会を通して木の良さを広く知ってもらいたい」と話した。

組合員の指導で木工に取り組む平田小児童たち
組合員の指導で木工に取り組む平田小児童たち



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