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2023年(令和5年) 12月29日(金)付紙面より

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東北で総合優勝 グループ・ソロの2部門 酒田 一輪車「ケセラ」

 今月17日に岩手県内で開催された「2023東北一輪車演技大会」で、酒田市の一輪車愛好団体「酒田ユニサイクル・ケセラ」(石黒由香代表)のメンバーがグループ演技・ソロ演技の2部門で総合優勝するなど活躍した。メンバーは「演技をより良くし、来年も優勝できるようにしたい」などと抱負を述べた。

 ケセラは、長年にわたって一輪車競技に取り組んでいる同市の「山形田沢っ子こぐぞ~クラブ」の演技部門として2013年4月に独立し、今年で10周年を迎えた。現在の会員は市内在住の児童―一般25人。週末を中心に平田地域の体育館などで練習を重ね、「酒田まつり」や「ひらた目ん玉まつり」といった各種イベントで演技を披露しているほか、全国各地で行われる大会にエントリーし上位入賞者を輩出している。今年3月には3年ぶりに有観客での発表会を開催した。

 東北一輪車演技大会は昨年からスタートした「真の東北一」を決める大会。グループ部門(中学生以上の部)にエントリーしたのは、女子メンバー13人で組織する「ラピス」。サッカーW杯南アフリカ大会のテーマソングとなった「WAKAWAKA」に合わせて舞を披露し、総合優勝とともに審査員特別賞も受けた。

 ソロ部門(高校生以上の部)で総合優勝したのは、5歳から一輪車に取り組む石川汰一さん(20)。MISIAさんの「逢いたくていま」のメロディーに乗って一輪車を操り、他を寄せ付けなかった。

 一方、石川さん、メンバーの一人・石黒紀里子さん(24)のペアは、今月10日に同県一関市総合体育館ユードームで開催された「岩手県一輪車競技大会(演技部門)」のペア部門でも総合優勝に輝いた。

 優勝メンバーたちは26日夕、市役所を訪問し矢口明子市長に結果を報告。メンバーを代表して石川さんは「総合優勝できてうれしい。今年は全国大会でも入賞でき、学びの年だったように思う」と述べ、「世界大会に出場できるよう演技をより良くしたい」と抱負を語った。

 矢口市長は「イベント出演時に演技を見て、パワーを頂くことができると思った。これからも自信を持って楽しみながら続けてほしい」と。指導に当たる石黒代表は「創設から10周年が経った。さらに技を磨いて、より高みを目指したい」と話した。

矢口市長(前列中央)を囲むケセラのメンバー。右端は石黒代表
矢口市長(前列中央)を囲むケセラのメンバー。右端は石黒代表



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