2024年(令和6年) 1月21日(日)付紙面より
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酒田市の太鼓団体「酒田北前太鼓振興会」(小松勝会長)のメンバーが19日、同市の県立酒田特別支援学校(五十嵐仁校長、幼児・児童・生徒97人)を訪れ、一緒に太鼓を打ち鳴らすなど交流した。
幼児・児童・生徒から酒田の伝統文化に触れてもらうとともに、太鼓の響きやリズムを楽しんでもらおうと、同振興会と酒田ライオンズクラブ(井上義裕会長)の協力で開いている。コロナ禍では中止が続いており、開催は4年ぶり。
この日は同振興会の小松会長らメンバー4人が太鼓を持参して同校を訪問。中学部を皮切りに、高等部、小学部低学年、聴覚部・小学部高学年と4回に分けて交流した。このうち、中学部の交流には生徒約20人が参加。はじめに同振興会が、港に船が入ってくるのを歓迎する楽曲『入船祝い』を披露。続いて、生徒たちがばちを握り、同振興会メンバーの指導で和太鼓演奏にチャレンジするなど和やかに交流した。2年生の塚形理央さんは「迫力があってすごかった。楽しかった」と話していた。