2024年(令和6年) 4月10日(水)付紙面より
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「酒田日和山桜まつり」に合わせ、日和山公園に立つ六角灯台(県指定有形文化財)が桜色にライトアップされ、夜桜散策を楽しむ市民たちの目を楽しませている。
ライトアップは7日からスタート。8日は暖かな陽気の中、同公園の桜も次々と咲き始め、辺りが暗くなっても夜桜を楽しむ市民でにぎわっていた。日没後は灯台の輝きが際立ち、散策する人もしばし足を止めて桜色に染まる六角灯台を前にシャッターを切っていた。
夜桜を見に来たというカップルは、「桜はまだまばらだが、鮮やかな灯台が見られて良かった。公園のにぎわいを見て、コロナ禍から日常が戻ってきたと実感している」とにこやかに話した。
桜まつり、ライトアップはともに14日(日)まで。点灯時間は午後6時半から同9時まで。
2024年(令和6年) 4月10日(水)付紙面より
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庄内地方の多くの小学校で9日、入学式が行われ、新1年生たちが希望に満ちた学校生活をスタートさせた。
このうち、酒田市の松原小学校(後藤司校長、児童448人)では、真新しいブレザーやワンピースでおめかしした新入生70人(男子41人、女子29人)が緊張した面持ちで、上級生の持つアーチをくぐって入場した。
後藤校長は絵本『しょうがっこうへいこう』(作・斉藤洋、絵・田中六大)を読み聞かせた上で、「先生も上級生も皆さんが入学するのを楽しみにしていた。ランドセルを背負って交通事故に遭わないよう気をつけて元気に登校してください」とあいさつ。
上級生を代表し代表企画委員長の齋藤湊君(11)=6年=が「松原小学校はみんな優しく、明るく、元気いっぱいです。人数が多いのでいろいろな人と友達になれます。分からないことや困ったことがあったら上級生や先生に声をかけてください。一緒に楽しく生活しましょう」と語り掛けると、新入生たちは笑顔を見せていた。
県庄内教育事務所によると、本年度は6日を皮切りに11日まで入学式を実施。9日は庄内の小学校56校のうち、33校で行われた。