2024年(令和6年) 6月29日(土)付紙面より
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第106回全国高校野球選手権山形大会の組み合わせ抽選会が27日、山形市の山形テルサで行われ、庄内勢10校を含む出場41チーム(4校連合、2校連合が各1チーム)の対戦カードが決まった。夏の甲子園出場を懸けた戦いは7月12日にヤマリョースタジアム山形(県野球場)で開幕し、決勝は同球場で26日に予定されている。12日の開会式の選手宣誓は、酒田東の尾形瑛智主将(3年)が務める。
抽選会には各出場校の主将と責任教師が出席。今春の県大会で優勝した鶴岡東が第1シード、同大会4強入りの酒田南が第4シード、羽黒が第5シードなど計8校がシード校となり、2回戦から登場する。
庄内勢のうち鶴岡東は2回戦で山形中央―南陽の勝者と対戦。酒田南は酒田東―米沢中央の勝者と、羽黒は新庄北―北村山の勝者とそれぞれ2回戦で対戦する。1回戦で致道館は左沢、酒田光陵は創学館、鶴岡高専は山形商業とそれぞれ対戦。2回戦で庄内勢対決の酒田西―鶴岡中央が組まれ、鶴岡工業は2回戦で米沢興譲館と初戦を迎える。1、2回戦は来月12―15日に鶴岡ドリームスタジアムなど4球場で行われる。
昨秋と今春の県大会王者で、第1シード鶴岡東の小林優星主将(3年)は「昨年の夏は悔しい負け方をした。今年の夏は絶対優勝します」と闘志を燃やした。抽選で選手宣誓を務めることが決まった酒田東の尾形主将は「県の代表として元気な選手宣誓ができれば、と思っている。最高の夏にしたい」と話した。