2024年(令和6年) 9月21日(土)付紙面より
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酒田市飯森山公園・飯森山多目的グラウンドのネーミングライツ(命名権)パートナーに、両施設近くに立地する東北エプソン(同市十里塚、齋藤学社長)が決まり19日、市役所内で契約締結式が行われた。愛称はそれぞれ「東北エプソン飯森山公園」「東北エプソン飯森山グラウンド」になる。契約の期間は10月1日から3カ年で、金額は年額計150万円。
市は昨年度から市内の公共施設や道路に企業・商品名といった愛称を付けることができるネーミングライツ事業を開始、命名権料は各施設の維持管理経費に充当する。市施設へのネーミングライツ導入は「INPEX酒田アリーナ」「加藤総業光ケ丘プール」に次いで3、4例目。
この日は齋藤社長ら社員3人が市役所を訪問。齋藤社長と契約書を交わした矢口明子市長は「日頃から市民生活、地域経済を支えていただき感謝。市民に愛されている公園・グラウンドに名前が付くことで、さらに東北エプソンになじみを持つはず。市民から積極的に活用してもらいたい」とあいさつした。
これを受けて齋藤社長は「この地に設立して来年で40周年を迎える。市民、特に川南地区の皆さんに良い形で恩返ししたいと思っており、手を挙げるのは私たちしかないと考えていた。これからも良い街づくりに協力していく」と述べた。