2023年(令和5年) 8月4日(金)付紙面より
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庄内町の友好町・宮城県南三陸町の子どもたちを招待した交流事業が2日から、余目第四まちづくりセンターを主会場に行われた。3日まで1泊2日の日程で、両町の子どもたちが施設見学やレクリエーションなどを通して交流した。
交流事業は、両町の交流と青少年健全育成などを目的に旧立川町時代に1991年から実施。希望者を募り毎年相互訪問を続けている。近年は新型コロナウイルス感染症防止のため中止が続いており4年ぶりの開催。今回は南三陸町から小学生28人、中高生ボランティア、引率など計約40人が参加。庄内町は小学生23人、中高生ボランティアら約50人が参加した。
南三陸町一行は2日午後1時半ごろ庄内町第二屋内多目的運動場・ほたるドームに到着。同施設で歓迎会が行われ、佐藤真哉教育長が「4年ぶりに開催できてうれしい。遊び、学び、体験していっぱい思い出をつくってください」とあいさつした。その後、参加者は2班に分かれ、ほたるドームでの新スポーツとカートソレイユ最上川でのカート試乗を交互に体験。
このうち、ほたるドームではモルックのチーム対抗戦などが行われ、倒すピンを相談するなど協力して取り組んでいた。小野寺弘翔君(11)=伊里前小6年=は「新しい友達をつくってたくさん交流したい。庄内町のいいところをいっぱい知りたい」、佐藤佳隆君(11)=余目一小6年=は「交流を深めて楽しい思い出をつくりたい」とそれぞれ話していた。
南三陸町一行は3日、清河八郎記念館、清川関所、歓喜寺などを見学。午後に閉会セレモニーを行い、帰路に就いた。