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2023年(令和5年) 8月13日(日)付紙面より

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庄内町 ダイナミックに氣龍祭

 庄内町の夏祭り「しょうない氣龍祭」が11日夜、県道44号沿いの目抜き通りで繰り広げられた。祭りのシンボルである「飛龍」と「姫龍」のダイナミックな演舞などが披露され、沿道に詰め掛けた見物客を魅了した。

 氣龍祭は、2019年に終了した夏宵まつりに代わり企画された夏祭り。祭りのメインとなるのは同町深川地区に古くから伝わる「金沼飛龍伝説」をモチーフに制作・改修された2匹の龍。飛龍は全長40メートルで、頭部が高さ3・5メートル、長さ4・6メートル、幅2・9メートル。姫龍は全長30メートルで、頭部が高さ1・5メートル、長さ2メートル、幅1メートル。

 あまるめ飛龍太鼓の力強い演奏に合わせ、頭部に阿部武敏町観光協会長と富樫透町長を乗せた飛龍と姫龍が入場し幕開け。小中学生による龍担ぎ体験に続き、羽黒高校チアリーディング部や「チャンネル―iダンスプロジェクト」など6団体が熱気あふれる踊りパフォーマンスを展開。

 祭りのフィナーレでは「飛龍」と「姫龍」の演舞が披露され、庄内飛龍會(加藤智会長)のメンバーらが、爆竹やドラを打ち鳴らしながら気合の掛け声とともにダイナミックな舞を披露。沿道の見物客から大きな拍手が送られていた。

 一方、町ギャラリー温泉「町湯」前駐車場を会場に行われた屋台村には、キッチンカーなど約30店が出店し、行列ができるなどにぎわっていた。

勢いよく引き回される飛龍
勢いよく引き回される飛龍


2023年(令和5年) 8月13日(日)付紙面より

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無痛MRI乳がん検診導入 庄内余目病院庄内地域で初 女性の負担軽減15日から

 庄内町の医療法人徳洲会「庄内余目病院」は、磁気共鳴画像診断(MRI)を利用した痛みを伴わない「無痛MRI乳がん検診(ドゥイブス・サーチ)」を導入、15日(火)から検査を開始する。同検診の導入は県内の医療機関で2例目で、庄内地域では初めて。

 無痛MRI乳がん検診で使われる「DWIBS法(ドゥイブス法)」は、従来の乳がん検診である「マンモグラフィー検査」が乳房を潰し、人によっては痛みを感じるといった理由で、検査を受けずに発見が遅れてしまうケースが多くあることを受け、寝ているだけで全身のがんの有無や分布を診断できるMRIによる検査方法。ニュースなどで取り上げられたことから同病院にも問い合わせが多くあり、検査を受ける女性の負担を少しでも減らそうと導入を決めたという。

 検診は、問診票を記入後検査着に着替え、MRIの寝台にうつぶせの状態で15分ほど撮影する。痛みは全くなく、服を着た状態で受けることができるため安心して検査を受けることができる。

 日本人に多い高濃度乳腺の場合、マンモグラフィーでは乳腺もがんも白く映り、がんを見逃してしまうケースがあるが、MRIではがんの部分が黒く映るため、見逃しを防ぐことができる。マンモグラフィーの平均的な乳がん発見率が1000人中3人に対し、無痛MRI乳がん検診では1000人中15人と撮影の精度も高いため、早期発見、早期治療につながるという。

 同病院放射線科の石堂久美子副主任は「女性の羞恥心や痛みに配慮した検診のため、マンモグラフィー検査が苦手な人やこれまで乳がん検診を受けたことがない人にも安心して検診を受けてほしい」と話した。

 検査費用は2万2000円(税込み)。実施日は平日の午後のみで、結果は検査から2―3週間後に受診者へ郵送で届くという。検査の予約や問い合わせは同病院健康管理センター=電0234(43)2424=へ。

無痛MRI乳がん検診の様子=庄内余目病院提供
無痛MRI乳がん検診の様子=庄内余目病院提供



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