2023年(令和5年) 9月7日(木)付紙面より
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第20回ジョイフルスローピッチソフトボール全国大会が2、3日、酒田市と庄内町の計8会場で開かれた。男子、女子、混成の各部に合わせて34チームが参加。男子の部は台湾から訪れた台湾益豪が堅い守備と豪打で他チームを圧倒し、優勝した。
ジョイフルソフトは、軟らかめのボールを使い、投手は山なりでピッチング、守備は10人で行い2ストライク後のファールはアウトなどのルールがあり、危険防止のため走者が踏むホームベースを本来のベースの横に設けるなど工夫し、誰もが安全に楽しくプレーできる生涯スポーツ。
大会は日本ジョイフルソフトボール連盟が主催。酒田市光ケ丘野球場や飯森山多目的グラウンド、庄内町八幡公園ソフトボール場などで、男子(59歳以上)17チーム、女子(45歳以上)12チーム、混成(男女各3人以上が常に出場し男子は平均年齢70歳以上など)5チームが変則リーグ戦で、「ジョイフル」の名称通り楽しみながら和気あいあいと対戦した。
台湾からは例年、男子チームが参加し交流を深めている。今年は4戦全勝でトップに立った。地元勢では混成の部で酒田市のジョイフル酒田(混成)が2位、男子の部で同市のジョイフル酒田が4位、女子の部で鶴岡市の鶴岡メロンズが5位に入る健闘を見せた。
各部の成績は次の通り。
◇男子▽1台湾益豪2戸田アンクル(埼玉県)3伊豆シニア球友クラブ“男爵”(静岡県)
◇女子▽1ひばり(東京都)2Beauty Stars(同)3東村山イーグルス(同)
◇混成▽1雫石よしゃれ(岩手県)2ジョイフル酒田(混成)3ジョイフル群馬(群馬県)