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2023年(令和5年) 10月1日(日)付紙面より

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庄内町の文化拠点 図書館仮オープン 来年5月全館オープン見込む

 「絵のある図書館、本のある美術館」をコンセプトに庄内町余目で整備工事が進む町立図書館の1期工事が終了し30日、仮オープンした。オープニングセレモニーに続き、待ちかねた町民らが早速来館し、お気に入りの一冊を手に取る姿が見られた。隣接する内藤秀因水彩画記念館との連結部など2期工事が進行中で、全館オープンは来年5月を見込む。

 旧図書館は、余目町時代の1979年に竣工(しゅんこう)。書架の不足、老朽化に加え、入館の際に靴を脱ぐ必要があり、段差も多いなど不便な点が指摘され、町は2018年に整備基本計画を策定した。町庁舎南側に新設した新図書館は、楕円(だえん)形の鉄骨造り平屋建てで延べ床面積約1000平方メートル。地元産木材をふんだんに使用しているのが特徴で、中に読み聞かせなどができる「おはなしのへや」、授乳室、多目的室、学習室などを配置。現在の開架は一般・子ども向け計約3万5000冊で、全館オープン時には約5万冊となる。

 セレモニーは、地元・庄内総合高校音楽部による演奏「小さな祝典音楽」で幕開け。富樫透町長が「宇宙船、揺り籠の中にいるような館内デザイン。立川の分館、クラッセなども含め『読書の町』を推進していきたい」、佐藤真哉教育長が「町民が心豊かに暮らせるよう文化の拠点として充実させていく」とあいさつ。田澤伸一県議、石川保町議会議長が祝辞を述べた。

 仮オープンイベントとして10月1日には計3回、図書館探検ツアーが行われる。問い合わせは町立図書館=電0234(43)3039=へ。

仮オープンした庄内町立図書館。全館オープンは来年5月の予定
仮オープンした庄内町立図書館。全館オープンは来年5月の予定

仮オープンセレモニーで演奏を披露する生徒たち
仮オープンセレモニーで演奏を披露する生徒たち



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