2018年(平成30年) 7月25日(水)付紙面より
ツイート
庄内町の八幡スポーツ公園で22日、地元中学生とアメリカの中高生によるサッカーの親善試合が行われ、熱い戦いを繰り広げた。
サッカー教育に力を入れる庄内町の技術向上に役立てようと、余目中OBで、テキサス州オースティン市の中高一貫校「セントスティーブンス エピスコパルスクール」でサッカーを指導している成田淳郎さん(40)が男子生徒16人を率いて今回初めて来町した。
アメリカチームは18日に来日し、東京都や愛知県を訪れた後、21日に来町。22日は地元チームが主催する「WAGOMOLINOカップ」内でモンテディオ山形ジュニアユース庄内と親善試合を行った。強い日差しが照り付ける中、両国の生徒たちは額に汗を浮かべながら懸命にボールを追い掛けた。
モンテディオ山形ジュニアユース庄内主将の齋藤大珠さん(14)は「体格の違いと瞬発力の差を感じた。とても楽しめた」、アメリカチームのマシュー・ハッチソンさん(15)は「拮抗(きっこう)したいい試合だった。お互いいいサッカーができた」とそれぞれ感想を語った。
アメリカチームはホームステイや小中学生との交流、地元チームとの練習試合を行い、27日帰路に就く。