2018年(平成30年) 8月14日(火)付紙面より
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鶴岡市出身の絵本作家・つちだよしはるさんの絵本原画展「みんなの図書館」が庄内町の内藤秀因水彩画記念館で開かれている。11日午後はグラスにイラストを描くワークショップが行われ、子どもたちが楽しみながらオリジナルグラスを作った。
原画展は、つちださんの世界を通してより深く図書館に親しんでもらうとともに子どもたちに読書を普及しようと、町教育委員会が毎年この時期に開催している。
今回は新作創作絵本「やくそくの『大地踏』」や新作絵本「ゆきのあさ」などの原画約40点と方言をイラストで表現した「方言コレクション」やラフ画などを多数展示。立川小3年生との交流創作作品や余目中生徒有志によるジュニア学芸員の作品紹介パネルも特別展示している。
11日午後のワークショップには庄内一円から集まった3歳から小学生までの子ども20人と保護者が参加。専用の絵の具を使って絵を描いたり色を塗ったりしてオリジナルのグラスを作った。つちださんも参加し、子どもたちは「動物を描いて」とお願い。クマやウサギ、リス、イヌなどを描いてもらい、笑顔を見せていた。
鶴岡市海老島町の三浦日和さん(7)は「チョウチョや花を描いて楽しかった。つちださんの絵はとってもきれい」と話していた。
展示は9月2日(日)まで。