2006年(平成18年) 2月11日(土)付紙面より
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鶴岡市立朝日小学校(南澤美和子校長、児童230人)で10日、雪上カルタ大会が行われ、子供たちが雪のグラウンドを舞台に大型カルタの取り合いを繰り広げた。
同校は1983年、旧朝日村の歴史や自然、観光名所などを盛り込んだ郷土カルタ「あさひ」を作るため、住民に読み札の句を募集。児童が寄せられた句にちなんだ絵を描き、カルタが完成した。現在のカルタは95年に「再版」されたもの。
このカルタを使った雪上カルタ大会は84年に始まった。一時中断したが8年前に復活した。この日のために全学年で構成する縦割り班が練習を重ねてきた。
競技が始まり、即身仏やタキタロウなど地区にちなんだ句が読み上げられると、二人一組のペアがカルタ目指して一斉にダッシュ。会場となったグラウンドは2・5メートル近い根雪が積もり、足を取られ転倒する選手が続出し、大きな笑い声が響いていた。
一瞬の差が命取り。カルタめがけて飛び込む児童たち