2006年(平成18年) 2月14日(火)付紙面より
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酒田市の琢成小学校の3年生親子と農業者グループ・土里夢の会(渡部由美子会長)の食農交流「酒田女鶴収穫祭」が12日、同市総合文化センターで開かれ、わら工芸や酒田女鶴の試食を楽しんだ。
同小の3年生は毎年、同会の協力で地元特産のもち米・酒田女鶴について学習している。今年も児童たちが同会メンバーの田んぼで、田植えの見学や稲刈り体験を行った。
収穫祭には3年生47人とその保護者、同会メンバーら計約100人が参加。はじめに児童たちが酒田女鶴の特徴や、うるち米ともち米の違いなど学習の成果を発表した。その後、親子で稲わらを利用した一輪挿しづくりに取り組んだ。
同会のメンバーの指導で、わらを空き缶に巻きつけたり、取っ手を取り付けたり。わら独特の匂いや肌触りを感じながら親子でオリジナルの一輪挿しを完成させた。最後はお楽しみの酒田女鶴の試食。児童たちはもちを丸めるのを手伝い、肉もちや大福もちにして味わった。
酒田女鶴の稲わらで、一輪挿しづくりに取り組む琢成小の親子