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2006年(平成18年) 2月24日(金)付紙面より

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児童は“名”ガイド 西遊佐小3年生成果披露

 遊佐町の西遊佐小学校(佐藤光子校長)の3年生が、学区内にある国指定重要文化財「旧青山本邸」の観光ガイドに挑戦している。児童たちはこれまで学んできた青山留吉翁(1836―1916年)の生い立ちなど紹介。初回となった22日は児童の父母らが訪れ、児童たちの熱の入った説明に聞き入っていた。

 同校3年生16人は「地元の文化財を知ろう」という学習テーマを掲げ、総合学習の時間を使い昨年4月から約1年間計80時間にわたり本邸について学習。10回ほど訪問し、案内人チーフで同校の外部講師「地域の先生」を務める佐藤満さん(70)=遊佐町庄泉=から留吉翁の生い立ちや青山家の歴史、母屋と離れからなる家屋の造りなどを学んだ。

 観光ガイド挑戦はこれまでの学習成果を披露しようと企画、今月末まで計3回行われる。初回の22日は児童の父母、おじいちゃん、おばあちゃんらが訪れ、「漁業の青山家に帳場があるのは、周囲の田や畑を購入しそれを小作人に貸し小作料をもらっていたため」「母屋の上座敷と下座敷では天井の高さが違う。下座敷は茶室としても利用していたから」「風呂のお湯は、まきを燃やすと天井が黒くなるので、炭火を使ってたいていた」など児童たちは、佐藤さん“直伝”の名調子で説明していた。

 佐藤さんは「子供たちはかなり努力したようだ。ガイドは結構、良い線までいっている」と話していた。23日午後にも開催。28日にも午後2時15分から1時間ほどガイドする予定。
 
 

児童たちが旧青山本邸のガイドに挑戦
児童たちが旧青山本邸のガイドに挑戦



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