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2006年(平成18年) 2月26日(日)付紙面より

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「酒田雛街道」が幕開け 4月初旬まで港都を華やかに彩る

 酒田市内の旧家などに伝わるひな人形やひな道具を展示する「酒田雛街道」が、24日に本間家旧本邸、25日に本間美術館でそれぞれ始まり、華やかな人形たちが伝統の心とともに春の訪れを告げている。

 本間家旧本邸は「本間家のおひなさま」、本間美術館は「雛祭古典人形展」の各テーマで展示がスタートした。酒田雛街道では今年、松山地区の松山文化伝承館(28日から)、平田地区の旧阿部家(3月1日から)の合併で2施設が加わったほか、酒田夢の倶楽(3月1日から)、相馬楼(同)、旧鐙屋(同)の計7会場で、4月初旬まで展示が行われる。

 このうち本間美術館では新館と本館で、江戸初期から明治期までのひな人形、ひな道具、合わせて約300点を展示した。新館では、身のけがれを移して川に流す「人形(ひとがた)」の面影を残す立ち雛から、座る様式としては初期の簡素な寛永雛、高さ40センチほどもある豪華な享保雛などを展示し、ひな人形の歴史を見ることができる。一方、本館では風間家(鶴岡市)から寄贈された江戸後期のひな人形、子供の健やかな成長を願って作られたつるし飾り「傘福」、庶民の間で普及した土人形「鵜渡川原(うどがわら)人形」などを展示し、時代や階層を超えて不変の子供への思いを伝えている。

 酒田雛街道では観光施設のほか、市内の中心商店街の商店がショーウインドーなどでひな人形などを展示する「むかし小路のひな巡り」も昨年に引き続き行い、まちを挙げたひな祭りを演出している。今年は約60店が参加し、来月上旬まで展示の予定となっている。

 酒田雛街道に関する問い合わせは酒田観光物産協会=電0234(24)2233、市観光物産課=同(26)5759=へ。

 

酒田雛街道が始まり、華やかなひな人形、ひな道具が展示されている=本間美術館
酒田雛街道が始まり、華やかなひな人形、ひな道具が展示されている=本間美術館



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