2006年(平成18年) 2月26日(日)付紙面より
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鶴岡市泉町の鶴岡幼稚園(本間清一園長)の創立100周年を祝う「100さいおめでとう発表会」が25日、同市文化会館で開かれ、園児たちがかわいらしい歌や踊りを披露した。
同園は1906年、荘内婦人会の「婦人としてもっとも意義ある天職は、鶴岡の子どもの健全育成である」という発想から荘内婦人会幼稚遊戯園として発足した。「ちえと力を出し合っていきいきと遊べる子」を教育目標に掲げ、これまで1万人を超す卒園児を送り出すなど地域の人材育成に貢献している。
発表会は100周年の記念事業の一環として開かれた。はじめに年長・梅組の大戸晴矢君が「今までがんばってきた合奏や踊りを発表します。みんなで心をひとつにしてすてきな発表会にしたい」とあいさつ。合奏「つるようチャチャチャ」と合唱「ぼくらはみらいの探検隊」でステージが幕開けした。
園児たちは年少、年中、年長組などに分かれ、練習を積んできた踊りや歌を元気良く発表。おそろいの衣装を身に着けた姿に、会場を埋めた観客からは大きな拍手が起こっていた。このほか、保護者や職員による踊りや劇なども披露された。
おそろいの衣装を身に着け、かわいらしい踊りを披露した