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2006年(平成18年) 4月22日(土)付紙面より

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あさひ博物村アマゾン自然館 リニューアルオープン

 鶴岡市越中山の月山あさひ博物村・アマゾン自然館(山口吉彦館長)のリニューアルイベントが21日、同館で行われた。

地元の保育園児たちが県内初の常設展示となる「生きているヘビ」やジャングルの生態系を見学した。

 同館は1991年オープン。開設15年を機に、「自然に恵まれた朝日地域らしく、大自然の営みを再現しよう」と展示物、内装を一新。熱帯圏の動物や昆虫の生態を知ってもらおうと、世界各国6種類のヘビの常設展示をはじめ、動物のはく製などを配置し館内に熱帯アジアの密林を再現した。

 オープンニングセレモニーには地元の朝日保育園(伊藤悟子園長)の年長児24人が出席。館内を見学し、山口館長からジャングルの生態系などについて説明を受けた。

 また、ヘビの展示に協力した日本蛇族学術研究所(群馬県太田市)主任研究員の堺淳さんが、中国南部やビルマなどに生息するビルマニシキヘビや、タイなどに住む水生のジャワヤスリミズヘビなどについて園児たちに説明し、実際にニシキヘビに触れてみるなどした。

 一般公開は22日からで、先着100人に野菜・ハーブの苗をプレゼントする。また、堺さんによる爬虫(はっちゅう)類教室などが予定されている。
          
          

物怖じせずビルマニシキヘビに触れる朝日保育園の園児たち
物怖じせずビルマニシキヘビに触れる朝日保育園の園児たち


2006年(平成18年) 4月22日(土)付紙面より

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市民の利便性高める 移動図書館やまびこ号 合併で訪問地点拡大

 鶴岡市立図書館の自動車文庫による移動図書館「やまびこ号」の巡回が、21日から羽黒地域を皮切りに始まった。市町村合併で旧6市町村の図書館・図書室を統合したことに伴い、旧町村部の4地域にも拡大したもの。利便性を高め、市民から本に接する機会を増やしてもらう。

 移動図書館は、旧鶴岡市立図書館から約15キロ距離が離れた地域を対象に1955(昭和30)年から始めた。当初は各地域の拠点に本を置く方式だったが、74(同49)年からは専用車両での巡回方式とし、旧市の小学校や公民館など36カ所を月1回のペースで回っていた。

 合併により市立図書館が本館、旧町村地域の図書館・図書室が分館となったことから、新市域への巡回拡大を計画。各分館を通じて要望を聞き、小学校や公民館など羽黒3カ所、櫛引4カ所、朝日と温海が各2カ所の11カ所の訪問地点を新たに加えた。

 旧町村地域で初巡回となった21日は、羽黒地域の広瀬、羽黒四小、手向の各公民館を訪問した。このうち広瀬公民館ではさっそく近くの住民たちが訪れ、「こうして来てもらうと本を読む機会が増えそう。これから楽しみにしたい」と話し、熱心に本を選んでいた。

 「やまびこ号」には小説、子供向けの児童書や絵本、一般書など常時約3000冊が積み込まれ、同行する本館職員が本を借りる際の図書カードの発行手続きを行う。1回につき一人6冊まで借りることができる。貸し出し期間は次の巡回時までの約1カ月間。

 今月は25日に温海地域、27日に朝日地域、28日に櫛引地域を巡回する。その後は月1回の割合で訪問する。当初の段階で実施されなかった藤島地域は巡回地点が決まり次第スタートする。

 同図書館では「要望を聞きながら、多くの市民に利用してもらえるように運用していきたい」と話している。問い合わせは本館=電0235(25)2525=か、各分館へ。
          

旧町村地域への巡回が始まった=広瀬公民館
旧町村地域への巡回が始まった=広瀬公民館



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