2006年(平成18年) 4月26日(水)付紙面より
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鶴岡市早田の道の駅「あつみ」しゃりんで10月までの毎週土日曜日と祝日に、ヘリコプターで海岸沿いを遊覧飛行するイベントが始まった。22、23日には好天の下、家族連れら約130人が上空から日本海の景色を楽しんだ。
昨年10月の1カ月間、新市誕生を記念しヘリの遊覧飛行を企画。好評だったことから4月から10月まで土日祝日に実施することになった。
ヘリは7人乗り。道の駅の海側緑地広場に発着し、しゃりん上空を回旋する「あつみパノラマコース」(約3分)、海岸沿いを北上する「北の荒磯コース」(約4分30秒)、笹川流れへ南下する「笹川流れ眺望コース」(約8分)の3コースがある。
時間は午前9時から夕方まで。料金は大人(中学生以上)が3600円―7800円など。事故防止などのため、しゃりんが混雑する大型連休と海水浴シーズンの8月中は開催しない。雨天、強風時は中止する。問い合わせは道の駅「あつみ」しゃりん=電0235(44)3211=へ。
道の駅「あつみ」しゃりんを発着地に、土日祝日にヘリコプター遊覧飛行を開催
2006年(平成18年) 4月26日(水)付紙面より
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庄内地方は25日、雲に覆われ、時折雨のぱらつく天候となった。あいにくの天気にもかかわらず、庄内平野では田起こし(耕起)をする光景が見られ、米作りシーズンの到来を告げている。
酒田測候所によると、気圧の谷が東北地方上空を通過しているため広く雲に覆われた。酒田市では同日、午前8時45分に12・1度を観測した後は気温が下がり、日中は10度前後で推移し肌寒い一日となった。
田起こしは水田の土をやわらかくする作業。全農庄内本部によると、管内では今月18日からスタートしたという。
酒田市藤塚の水田では25日、雨音とともに、昨年秋の稲刈り終了後から“眠っていた”田んぼを起こすかのように、トラクターのエンジン音が響き渡った。
この日から作業を開始したという農家の男性は「作業は若干遅れ気味。寒さの影響で苗の育ち具合も遅れている」とトラクターを操りながら話していた。
同測候所によると、26日も気圧の谷が通過するため曇りの見込みで、天候が回復するのは27日以降になるという。
あいにくの天気の中、庄内平野では田起こし作業=25日午前、酒田市藤塚