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2006年(平成18年) 5月14日(日)付紙面より

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ふじの花まつり八分咲きも魅了 家族連れにぎわう

 鶴岡市藤島地区の「ふじの花まつり」が12日、市藤島体育館で始まり、地区民が丹精込めて育てたフジの盆栽展や地元特産品の直売などに大勢の家族連れなどが訪れた。

 旧藤島町時代から地区を挙げた春祭りとして旧町の花・フジに親しむとともに、「日本一ふじの里づくり」を推進しようと、同市藤島庁舎職員などが実行委員会をつくりフジの開花期に開いている。

 今回は3、4月の低温の影響を受けてフジの開花が遅く、例年より1週間ほど開催の日程を遅らせたがフジの花は満開に至らず八分咲き程度という。

 まつりのメーンとなるフジの花盆栽展には、地区民や庄内農業高校園芸科学科、三川町の美三郎盆栽研究会などが出品し、ノダナガフジやイッサイフジ、ダルマフジなどを中心に約120点を展示。会場は甘い香りに包まれ、訪れた人は目と鼻でフジを楽しんでいた。展示は14日まで。

 また、会場には四季の里・楽々が地物の野菜や山菜を展示即売。地区の菓子店などの販売コーナーも設けられ、家族連れなどでにぎわっていた。14日は同体育館周辺で呈茶や押し花アート体験コーナー、ミニコンサートなど各種イベントが行われる。

盆栽展を皮切りに「ふじの花まつり」が始まった
盆栽展を皮切りに「ふじの花まつり」が始まった


2006年(平成18年) 5月14日(日)付紙面より

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羽越本線高速化へ意見交換 庄内と新潟県の沿線首長が初

 庄内地方と新潟県のJR羽越本線沿線の市町村長による「羽越本線高速化情報・意見交換会」が12日、鶴岡市湯温海のたちばなやで開かれ、各市町村長がJR新潟駅在来線ホーム高架事業など、高速化に向けての意見を交わした。課題となっている羽越本線の高速化に関して沿線の首長が一堂に集まって話し合うのは今回が初めて。

 新潟県や新潟市では、新潟駅での新幹線ホームと在来線ホームを同じ高さにして乗り継ぎの利便性を図る高架化事業を含め、駅周辺の連続立体交差整備事業計画を進めている。
 情報・意見交換会は、今年1月に駅周辺地域が都市計画決定されたのを受け、整備促進に向けて沿線自治体が山形・新潟両県の現状について情報を共有し、協力体制を築くことを狙いに開催された。新潟市から遊佐町までの沿線市町村から10市町村の首長、助役が参加した。

 まず、情報交換では、新潟市都市交通政策課の担当者が、新潟駅周辺の延長2・5キロ区間の鉄道高架整備を事業着手からおおむね10年で完了するなどの計画概要を説明。山形県交通政策課の渡邉弘明課長が、羽越本線高速化調査と山形新幹線機能強化調査の中間報告について解説した。

 続いての意見交換では、庄内側からは「羽越本線の高速化は悲願。新潟駅の在来線高架化事業も心強く感じている」「時間を掛けないでやれる方法を見極め、庄内での方向性を決断する時期にきている」など、高速化を期待する意見が相次いだ。

 一方、新潟側では「事業化した場合、小さな自治体にとって地元の負担増が心配」「複線化も進めてほしい。3年後には荒川インターチェンジができると新潟まで40分程度。鉄道利用客をどう増やすかも課題」といった意見が出されたが、いずれも羽越線高速化に協力する考えが示された。

 座長を務めた篠田昭新潟市長は「高速化に向けて新たな展開を目指す時期にきており、具体的な検討を始めるように知事やJRに要望したい。まずは連携を密にし、交流人口の拡大など、できることから協力体制を築いていきたい」などと呼び掛けた。

羽越本線の高速化について沿線の市町村長たちが意見を交わした
羽越本線の高速化について沿線の市町村長たちが意見を交わした



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