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2006年(平成18年) 5月19日(金)付紙面より

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早く大きくなって サクラマスの幼魚を放流

 酒田市の黒森小学校(大泉則昭校長、児童67人)の5、6年生が17日、同市黒森の赤川にかかる新川橋下流で県の魚サクラマスの幼魚を放流した。

 赤川漁業協同組合(砂田榮吉代表理事組合長)が同市の助成を受けて毎年この時期に取り組んでいる放流事業。今回は遊佐町の県内水面水産センターでふ化し、1年半ほど育成して14―15センチに成長したサクラマスの幼魚約3000匹を用意した。

 放流には5、6年生20人が参加。同漁業組合員から「今日放したサクラマスは早ければ3年後、体長60―70センチになって戻ってきます。中には海に下らず川に残るものもいます」と説明を受けた。その後、長靴をはいた児童たちはバケツに幼魚を移してもらい川岸へ。

 児童たちは何度も川辺を往復しながらバケツの幼魚を川へ放し、元気に川へ消えていく姿を見送っていた。
 

「早く大きくなって」と呼びかけながらサクラマスの幼魚を放流した
「早く大きくなって」と呼びかけながらサクラマスの幼魚を放流した


2006年(平成18年) 5月19日(金)付紙面より

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障害者の雇用促進 酒田に支援センター開所

 障害者の就業や生活に関する総合的な相談窓口となる庄内障害者就業・生活支援センター「サポートセンターかでる」が酒田市若浜町の旧酒田保健所内の1室に開設され18日、開所式が同所で行われた。庄内全体を対象エリアに、専任のスタッフが常駐し、障害者や家族、事業主らの相談に乗るとともに、養護学校や公共職業安定所など関係機関との連絡調整を行い、障害者の雇用の促進などを図る。

 障害者雇用促進法に基づき、県社会福祉事業団(細野武司理事長)が長井市の「サポートセンター置賜」(1999年開設)、山形市の「ジョブサポートぱる」(2004年開設)に続いて、県内3カ所目として今年4月1日に設置した。

 主な業務は、▽障害者支援=日常生活の相談・支援、職業準備訓練、職業実習あっせん、就職支援、就職後の定着支援▽事業主支援=求職者への情報提供、障害者の職場定着の相談・支援―など。

 スタッフは池田静雄所長、事務長、主事各1人、就業・生活支援ワーカー4人の計7人。
 愛称のかでるは、庄内弁で「仲間に加わる」を意味する「かでる」(か
だる)から取ったもので、障害者の社会参加によってコミュニティーが広がる願いを込めたという。

 開所式には県や庄内地方の市町の関係者ら約40人が出席。県社会福祉事業団の細野理事長はあいさつで、「障害者の生活や就業を支えるためには地域の力が大きくなっている。気軽で、身近で温かい存在になるよう努力する」と誓いの言葉を述べた。

 関係者によると、これまで障害者の就業支援は、養護学校の先生らの善意に頼ってきた面があったが、今後は公的制度の中で専任者らがよりきめ細かく対応していくことになる。開所は平日の午前8時半から午後5時まで。問い合わせは同センター=電0234(24)1236=へ。

旧酒田保健所の1室に開設された「かでる」
旧酒田保健所の1室に開設された「かでる」



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