2006年(平成18年) 6月10日(土)付紙面より
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鶴岡市立加茂水族館(村上龍男館長)で8日、ゴマフアザラシの子供「しずか」が仲間の泳ぐ大プールへ引っ越した。
しずかは今年3月に誕生した。乳離れするまで親と一緒に大プールで暮らしていたが、魚を食べる練習のため4月下旬に小さなカメプールに移動した。約1カ月間の練習のかいもあり、魚を食べることにだいぶ慣れてきたため、今回、仲間がいる大プールへ引っ越しすることになった。
この日、水抜きをしたプールに職員が入り、しずかをおりに入れて約20メートル離れた大プールへ運んだ。大プールに放され、びっくりした様子でしばらく周囲を見回していたが、間もなくプールに飛び込んだ。すぐに元気に泳ぎ回り、兄の「サントス」とじゃれあう姿を見せていた。
魚を上手に食べられるようになった「しずか」は、大プールに引っ越した
2006年(平成18年) 6月10日(土)付紙面より
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鶴岡市温海温泉の「第40回ばら園まつり」が10日から18日まで、同温泉街で開かれる。週末の10、11日と18日にステージ発表やはたらく車の展示、温海地区の特産品を販売する「なんでら市」など各種イベントを繰り広げる。
温泉街のばら園は熊野神社の参道周辺に1962年に開設。約5000平方メートルに約50種が植えられている。今年は開催期間を延ばし、イベント内容を充実させて開催する。
10日は、同神社特設ステージでバンド演奏やダンスサークルの発表、朝市広場でパトカーや消防車などの「はたらく車」の展示と花笠パレードが行われる。
11日は地元観光協会や商工会、温泉組合などで組織する温海温泉イメージアップ促進事業実行委員会が、活動の第一弾として地元小学生による温海川へのアユの放流と、足湯のある葉月橋で野だてを企画した。
18日には、温海の特産品を一堂に集めた「なんでら市」を初開催する。また、バラのある風景を題材にした「ケータイフォトコンテスト」(30日まで)も開催。カメラ付き携帯電話で撮影した画像作品を募集する。問い合わせは温海町観光協会=電0235(43)3547=へ。
華やかに花を咲かせたバラが広がっている