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2006年(平成18年) 6月13日(火)付紙面より

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伝統芸能ファン楽しむ かがり火の中 松山城薪能

 羽州庄内松山城薪(たきぎ)能が11日夜、酒田市の松山歴史公園特設舞台で上演された。かがり火が醸し出す幻想的な雰囲気の中、能、狂言が演じられ、市内外から訪れた能楽ファンの目を楽しませた。

 松山能(県指定無形民俗文化財)は、江戸勤番の松山藩士が観世流の能楽を習得して持ち帰ったのが起源とされ、約340年の歴史がある。明治維新以後、地元・松山地区の演能団体「松諷社(しょうふうしゃ)」が受け継いでいる。薪能は松山能振興会(三橋宗吾会長)や松諷社、旧松山町の観光協会、商工会などが歴史公園の竣工を記念し1982年から開いている。

 25回目となった今年は、同市からのツアー客30人を含む約300人の能楽ファンが鑑賞、狂言「盆山」で幕開けした。その後、火入れの儀をはさんで狂言「棒しばり」、能「船弁慶」と計3番が演じられた。かがり火が照らし出す中、観客は趣ある伝統芸能に見入っていた。
          
          

かがり火が照らす中、演じられた羽州庄内松山薪能
かがり火が照らす中、演じられた羽州庄内松山薪能


2006年(平成18年) 6月13日(火)付紙面より

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種飛ばしナイスシュート さくらんぼバスケット大会

 鶴岡市羽黒町川代の観光農園「くにちゃん農園」で11日、サクランボの種をかごに吹き入れる「さくらんぼバスケット競技大会」が開かれ、家族連れがユニークな競技を楽しんだ。

 大会には地元をはじめ酒田市や金山町などから家族連れ約30人が参加。この日はサクランボ園のオープン初日で、サクランボ狩りを楽しみながら参加した家族連れもいた。

 競技は子供の部、レディースの部、男子の部に分かれ、1人5粒の種を1粒ずつ吹いて、子供は70センチ先、大人は110センチ先の台の上に置かれた直径27センチのかごの中に種を吹き入れ合計点数を競った。

 参加者は、早生種の「紅さやか」を口に含んで食べ終えると、かごに狙いを定め「フッー」と種を吹いた。勢い良く吹きすぎてかごをオーバーしてしまう子供や、コツをつかんで2個、3個と“ナイスシュート”を決める子供もいて、参加者はサクランボの種の行方に一喜一憂していた。上位入賞者に同農園の入場無料券やサクランボがプレゼントされた。

 羽黒町グリーンツーリズム協議会が旬の果物や野菜を楽しみながら味わってもらおうと初めて企画。この日はサクランボバスケット競技大会のほか、同町松ケ岡地区の「朝どれ屋」の畑で、アスパラの収穫体験も行い約50人が参加した。
 

サクランボの種を吹いてかごに入れる競技を楽しむ子供たち
サクランボの種を吹いてかごに入れる競技を楽しむ子供たち



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