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2006年(平成18年) 6月15日(木)付紙面より

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「かみじ荘」大喜び 川上さん恒例すし慰問

 鶴岡市内ですし店「三幸」を経営する川上祐士さん(66)が14日、同市羽黒町手向の特別養護老人ホーム「かみじ荘」(吉田誠施設長)を訪れ、入所者たちににぎりずしを振る舞った。

 川上さんは、「お年寄りたちに腹いっぱいすしを食べてもらいたい」と同市などの老人福祉施設に赴き、無料でにぎりずしを提供する「すし慰問」を行っている。かみじ荘には1992年以来毎年6月に足を運び、今回で15回目を迎えた。

 この日は、職人1人を伴いかみじ荘を訪問。入所者のほかショートステイとデイサービスの利用者計56人に、ヒラメやアマエビなど新鮮なネタを使ったにぎりずしや手製のいなりずし、サーモンの手まりずしなどをごちそうした。

 お年寄りたちは、食堂にネタケースを持ち込み、手際の良い「職人技」で次々とおすしを握る川上さんを見ながら、「おいしいね」とできたての「旬の味」を口に運んでいた。
 川上さんは「喜んでもらえてうれしい。私の方こそ、お年寄りたちに会えるのを楽しみにしている」と笑顔で話していた。
          

お年寄りたちの前で腕を振るう川上さん
お年寄りたちの前で腕を振るう川上さん


2006年(平成18年) 6月15日(木)付紙面より

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酒田市と酒田観光物産協会 日本港湾協会企画賞を受賞

 日本港湾協会(御巫清泰会長)が港湾利用の促進に貢献した団体などに贈る「企画賞」に、酒田市と酒田観光物産協会(齋藤成徳会長)が選ばれた。酒田港本港地区のさかた海鮮市場と、近くの「酒田夢の倶楽」の両施設の整備によって観光客が飛躍的に増え、地域の観光振興と活性化に寄与したと評価された。

 日本港湾協会企画賞は、港湾の認識を高めたり、港湾の整備、利用の促進に貢献した個人・団体を対象に贈っている。県内では近年、1993年に東方水上シルクロード貿易促進協議会、2000年に酒田港女みなと会議、2003年に温海町セーリング連盟が受賞している。
 今回、酒田市と酒田観光物産協会は「地域の資産を活用した観光・交流空間づくり」という業績で、他の全国7カ所とともに受賞した。

 さかた海鮮市場は03年5月に酒田港の親水空間づくりのエリア内にオープンし、日本海の地魚を中心に鮮魚や食事を提供している。

 酒田夢の倶楽は04年4月に近くの山居町に、コメ保管用の倉庫2棟を改装してオープン、地元の物産販売や歴史文化に関する展示などで情報発信している。ともに市が整備し、酒田夢の倶楽は酒田観光物産協会が運営している。

 両施設は今回、「地域の既存ストックと日本海の恵みを活用した観光交流施設で、大勢の観光客が来場し、市の観光振興と活性化に寄与している」と評価された。

 市観光物産課によると、両施設ができる直前の02年度の旧市の年間観光客は110万人。これに対し、さかた海鮮市場のオープン初年度の03年度は171万7000人、酒田夢の倶楽のオープン初年度の04年度は238万人にそれぞれ増加。05年度は旧市分は横ばいながら、合併した3町を含めると315万7000人と、300万人の大台を超え、「両施設が酒田の新たな観光拠点として定着しつつある」(同課)という。

 このほど高知県高知市で開かれた同協会の本年度総会に、阿部寿一市長と酒田観光物産協会の齋藤会長らが出向き、表彰を受けた。
 

さかた海鮮市場(上)と酒田夢の倶楽
さかた海鮮市場(上)と酒田夢の倶楽



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