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2006年(平成18年) 6月16日(金)付紙面より

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浜中小漂着ごみ集めて調査 酒田海上保安部がまとめ生かす

 酒田市立浜中小学校(斎藤のり子校長、児童114人)の4年生児童が15日、学校近くの浜中あさり海水浴場で砂浜に漂着したごみの種類や量などを調査した。

 酒田海上保安部が児童に対する海洋環境保全思想の普及、育成を図ることを目的に2001年から同校に呼びかけて実施している。

 この日は、4年生15人が、先生や海保職員などとともに調査。波打ち際の縦10メートル、横10メートルの5区画を設け、児童たちが5班に分かれて各区画を担当。砂浜に漂着したごみを拾い集めた後に分別し、種類や量、国などのデータをまとめた。

 漂着ごみの中には、漁業用ロープや空き瓶などのほか、ポリ容器やビーチサンダルなどもあった。児童たちは「ごみがすごく多い。韓国から流れ着いた物もあり、びっくりした」などと話しながら海保職員らとともに拾い集めていた。

 調査結果は同海保がまとめ、県や海上保安庁が海岸、海浜を対象に調べる漂着ごみの実態調査に生かされる。

浜中小の児童らが砂浜の漂着ごみを調査した
浜中小の児童らが砂浜の漂着ごみを調査した


2006年(平成18年) 6月16日(金)付紙面より

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法定協設置を可決 合併で三川町議会

 三川町議会は6月定例会最終日の14日、本会議を開き、鶴岡市との合併協議を進める鶴岡地区合併協議会の設置案を賛成多数で可決した。鶴岡市も議会最終日の23日、同議案を追加提案、同日中に採決される予定。可決されれば、来年2月1日の合併に向けた両市町の協議が7月中にスタートする。

 本会議で阿部誠町長は「新鶴岡市との合併は、町の将来を考えた上で避けて通れない最重要課題」と提案理由を説明した。

 討論では「拙速な合併は避けるべき」「住民説明会や住民投票の必要性がある」などの反対意見のほか、「町民運動による議会のリコール解散など、町民が出した結論は合併」など賛成意見が出された。起立採択の結果、賛成8反対3の賛成多数で原案通り可決された。

 議会終了後、阿部町長は報道陣の質問に対し「可決となり安心した。今後、合併時期も含めて法定協設置後に協議していく。三川町の重要事業の位置付けについても、新市の基本計画とすり合わせながら進めていく」と語った。

 三川町は一昨年10月、庄内南部7市町村の合併協定書に調印したが、町議会が合併関連議案を否決、庄内南部地区合併協から離脱した。その後、合併を望む町民が議会に反発し、昨年1月の住民投票の結果、町議会が解散。2月の出直し町議選で合併賛成派が圧勝した。

 選挙結果を受け、同3月の町定例議会で阿部町長は「できるだけ早期の合併を進めていく」と意欲を示し、今年1月に富塚陽一鶴岡市長に対して合併を正式に申し入れた。

 富塚市長は三川町議会の合併協設置案の可決について「鶴岡市では6月定例議会最終日に合併協設置案を追加提案し、議会の議決をもらえるよう期待している。議決後は相互に協議を進め、できるだけ速やかに合併ができるよう配慮する」とコメントを発表した。



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