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2006年(平成18年) 6月18日(日)付紙面より

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住民参加のまちづくりスタート 「空芯菜」で水質浄化

 水をきれいにする効果がある中国野菜の「空芯菜(くうしんさい)」を使った水質浄化活動が17日、鶴岡市藤島の藤島城址の堀で行われ、地域住民たちが空芯菜を植え込んだ特製いかだを堀に浮かべた。

 空芯菜は中国南部や東南アジアで広く水耕栽培されている食用野菜。水中の窒素やリンを栄養分として吸収し育つため水質浄化作用もある。

 藤島城址の堀は、溜め池状態となっているため水質が悪化していた。旧藤島町は昨年度、住民参加のまちづくり活動の一環で、空芯菜を活用した堀の水質浄化活動を企画。庄内農業高が栽培した空芯菜1200株を植え込んだいかだを8基作り、6―10月にかけて試験的に設置した。

 本年度からは国のまちづくり交付金事業の助成を受け、藤島城址周辺のまちづくり事業の一環として5カ年計画で本格的に取り組むことになった。
いかだを16基に増やすとともに、空芯菜がより育ちやすいように改良。藤島庁舎建設環境課が定期的な水質調査も行うことにした。

 この日は、地域住民約50人が参加。初めに堀近くの藤島ふれあいセンター駐車場でいかだ作りを行った。

 発泡スチロールやプラスチック製のかごを組んだ縦90センチ、横約180センチのいかだに90株ずつ空芯菜の苗を植え込み、緑いっぱいのいかだを完成させた。その後、堀に運んで水中に設置した。

 同課では「水質浄化とともに、地域の人に藤島城址周辺の環境に関心を持ってもらえれば」と話した。

水質浄化の効果がある空芯菜を植え込んだいかだを藤島城址の堀に設置する参加者
水質浄化の効果がある空芯菜を植え込んだいかだを藤島城址の堀に設置する参加者


2006年(平成18年) 6月18日(日)付紙面より

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10月にツアー150人 ハルビンから庄内2ゴルフ場に

 本県と友好県省の関係にある中国黒龍江省ハルビン市から今年10月、庄内地方にゴルフツアー客約150人が訪れることになり、関係者による調印式が15日、ハルビン市内で行われた。

 調印したのは、庄内ゴルフ倶楽部(庄内町)の新田嘉一社長、湯の浜カントリークラブ(鶴岡市)の町田睿理事長、ハルビン国際ゴルフクラブ理事でハルビン電力会長の桑洪氏。

 前日の14日、ハルビン市内の黒龍江省人民政府迎賓館で、新田氏を団長とする第43次東方水上シルクロード訪中団の歓迎夕食会が開かれた際、庄内ゴルフ倶楽部とハルビン国際ゴルフクラブが姉妹クラブの盟約を締結した。そのとき、新田氏がメンバーの来庄を提案し、桑氏が快諾した。

 調印式は、ハルビン市の国際会議展覧体育センターで開かれた第17回ハルビン国際経済貿易商談会の本県出展ブース内で行われた。桑氏は10月にハルビンから147人乗りの航空機をチャーターして庄内空港に降り立ち、庄内の2ゴルフクラブでプレーし、両クラブは歓待するという内容。

 桑氏は今年4月、ハルビン国際ゴルフクラブのメンバーら17人とともに庄内を訪れ、庄内、湯の浜の両クラブでプレーし、「食べ物もおいしく、とても良かった」と満足していた。

調印する(左から)新田、桑、町田の各氏
調印する(左から)新田、桑、町田の各氏



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