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荘内日報ニュース
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2006年（平成18年） 6月30日（金）付紙面より
ツイート無理なく体力作り 高齢者健康センターちわら 高齢者気軽にトレーニング
鶴岡市茅原の「高齢者健康センターちわら」（笹原久治理事長）で28日、地域の老人クラブ会員に施設を体験してもらう無料招待が行われ、お年寄りたちが筋力マシーンを使ったトレーニングやカラオケなどを楽しんだ。
同施設は昨年6月にオープン。同市内の福祉施設などに給食を提供している鶴岡ホーム給食協同組合が管理運営する。高齢者を対象に、運動やレクリエーション、おいしい食事を通して肉体的、精神的な衰えを予防してもらうことが施設の狙い。
施設内には両足や腕、腹、股関節などを鍛え身体機能の回復や維持を図る筋力トレーニング機器が並び、生け花やお茶も楽しめる和室やカラオケホール、将棋や囲碁、マージャンなどを楽しめるレクリエーションコーナーなどが充実している。また、栄養バランスに優れた食事の提供や、健康増進のための足湯も完備している。
今回は市内から錦町の「ふれあいネットワーク」と余慶町の「敬寿会」の2団体合わせて11人が参加した。お年寄りたちはストレッチで体をほぐした後、筋力トレーニングに挑戦。エアロバイクでの有酸素運動や、レッグプレスで両脚を伸ばす運動などで心地よい汗を流した。続いてカラオケで楽しい時間を過ごし、足湯で体を温めていた。
錦町の茂木洋子さんは「トレーニング機器には前から興味があったのでいろいろ挑戦したい。今後も仲間たちと施設を利用しようと思う」と話していた。
同施設は年会費500円。一日の利用料金は1人1200円（食事、送迎代など込み）。問い合わせは高齢者健康センターちわら＝電0235（25）8110＝まで。
筋力トレーニングマシンで無理のない体力づくりを体験するお年寄りたち
2006年（平成18年） 6月30日（金）付紙面より
ツイート日本郵政公社 民営化に伴う再編計画 庄内９局で集配廃止
日本郵政公社は28日、来年10月の郵政民営化に伴う郵便局再編計画を発表した。庄内では来年3月までに9局が集配業務を廃止し、窓口業務だけを行う「無集配局」に移行する。
再編計画では、集配業務をしている全国4696の郵便局を郵便物の区分と集配を行う統括センター（仮称）1088局と、区分けされた郵便物を配達する配達センター（同）2560局、窓口業務だけを行う無集配局1048局に機能を分担する。
庄内では酒田局と鶴岡局が統括センター、袖浦、余目、吹浦、藤島、羽黒、大山など16局が配達センターへ移行する。全国では1048局が窓口業務に特化する無集配局になる。庄内では本楯、八幡の2局が10月、ほかの7局は来年3月から無集配局に移行する。集配業務は近隣の統括センター、配達センターが受け持つことになる。
配達センターと無集配局では、平日の夜間や土日などに内務員が対応している時間外窓口は廃止される。その代わりに利用者宅に郵便物を再配達するサービスを充実させる。
郵便物の配達距離が遠くなるため、配達時間が遅くなることが懸念されるが、日本郵政公社東北支社郵便事業部では「遅くなるところだけでなく、早くなるところもあると思う。配達時間のずれは一概には言えない」としている。
また、地域になじんだ外務員が変わることに対する抵抗感や高齢者家庭への声掛けサービスの低下なども不安視される。
公社は再編対象となる地域で住民説明会を開くなどして理解を求める考えだ。
庄内の集配廃止局（カッコ内は廃止後の配達局）
【10月に実施予定】
本楯（酒田）八幡（同）
【来年3月予定】
藤崎（遊佐）羽前水沢（鶴岡）湯田川（同）山添（同）木野俣（温海）大網（朝日）大泉（同）
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