2006年(平成18年) 7月14日(金)付紙面より
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第88回全国高校野球選手権山形大会
庄内のチームの試合結果(14日)
◇県野球場
▽1回戦
●山添0―26山形中央
(5回コールド)
山形学院5―10加茂水産○
◇新庄市民球場
▽1回戦
○酒田商業14―1荒砥
(5回コールド)
◇酒田市営球場
▽1回戦
●酒田西1―3酒田南○
◇鶴岡ドリーム
▽1回戦
●酒田北1―8鶴岡東○
(7回コールド)
山形電波2―0鶴岡高専●
○鶴岡南10―1左沢
(7回コールド)
◇皆川球場
▽1回戦
●庄内農業2―14置賜農業
(5回コールド)
2006年(平成18年) 7月14日(金)付紙面より
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第88回全国高校野球選手権山形大会(県高野連など主催)の開会式が13日、中山町の県野球場で行われた。今大会には昨年より1校多い56校が出場。鶴岡ドリームスタジアム、酒田市営光ヶ丘野球場など6会場で、甲子園出場を目指し球児たちの熱い戦いが繰り広げられる。
開会式は、雨のため予定より30分遅れて午前11時半に始まった。前年優勝の酒田南、準優勝の羽黒に続き、組み合わせ番号順に各校の選手がライト側ゲートから入場行進。土のグラウンドを避け、芝生の外野グラウンドを行進して整列した。
優勝旗と準優勝杯が返還された後、大会会長の佐藤利廣県高野連会長が「参加56校の熱いドラマの開幕だ。高校野球の魅力は、強敵にもひるまずに全力で必死に立ち向かう姿にある。その姿を晴れの舞台で存分に見せてください。昨年は酒田南が県勢として13年ぶりに甲子園で2勝し8強の壁に挑戦した。今年こそは、その壁を破り、全国制覇の栄冠が本県代表に輝くことを願う」とあいさつした。
選手を代表して羽黒の横山源太朗主将は「練習の成果と野球に対する熱い思いのすべてをこの大会にぶつけ、自分と仲間を信じ、プライドを持ってアグレッシブに、オール・フォア・ワン、ワン・フォア・オールの精神で、全身全霊をかけて戦い抜くことを誓う」と選手宣誓した。
甲子園出場を目指し、参加56校の選手たちが入場行進
2006年(平成18年) 7月14日(金)付紙面より
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庄内地方は12日午後から13日にかけて断続的に雨が降り、13日午前、庄内全域に大雨・洪水警報と雷注意報、赤川と大山川には河川洪水注意報が発令された。14日午前10時までの雨量は山地で250―300ミリ、平地で200ミリに達する恐れもあり、県の関係機関や酒田測候所などでは土砂崩れや河川の増水・はんらんなどへ対する厳重な警戒を呼びかけている。
酒田測候所によると、12日午前11時から13日午前10時までの総雨量が遊佐町の鳥海山で289ミリ、酒田市上草津で97ミリ、鶴岡市荒沢で111ミリ、同市温海岳で97ミリ、同市鼠ケ関で79ミリをそれぞれ記録、局地的に強い雨に見舞われた。
庄内全域に13日午前10時38分、大雨・洪水警報と雷注意報が発令された。山形、福島など東北地方の南部から新潟県にかけ停滞している梅雨前線が強い雨を降らせていると見られる。庄内総合支庁河川砂防課によると、13日正午まで、土砂崩れなどの被害報告はないという。
町道など通行止め
遊佐町で同日午前、大雨の影響で、月光川の堤防道路・町道宮田和田線の約50メートル区間と、直世地区の町道箕輪升川線の約100メートル区間の2路線で通行止め規制を行った。また、鳥海ブルーライン(県道鳥海公園吹浦線)が午前7時半に大雨のため通行止めになっている。
鶴岡市の大山川に13日午前9時25分、赤川に同10時40分、それぞれ洪水注意報が発令された。今後の雨量によっては警報に変わる可能性もあるという。13日正午現在、庄内地方で警戒水位を超えたのは鶴岡市下名川3・31メートル(赤川、警戒水位2・5メートル)、同市小名部1・7メートル(鼠ケ関川、同1・6メートル)、遊佐町尻引2・4メートル(月光川、同2メートル)など7カ所。いずれも水位が次第に下がっており、水防団は出動していないという。
東北地方整備局月山ダム管理所では、降雨に伴う出水により月山ダムの流入量が洪水量(200立方メートル/秒)に達したため、警戒体制に入り洪水調節を行っている。下流河川では水位が高い状況が続くため、警戒を呼びかけている。
列車に運休や遅れ
このほか、陸羽西線では雨量計が規制値を超えたため、新庄―清川間で速度規制を行った。このため普通列車の上下線各1本が運休、4本に最大53分の遅れが発生した。羽越本線では新潟県の月岡―平木田間で大雨による速度規制が行われ、上り特急いなほ6号に30分の遅れが発生した。
酒田測候所によると、14日午前中はやや雨が弱まるが、昼すぎから再び強い雨が降る見込み。15日以降も雨の降りやすい天候が続くという。
鶴岡市熊出で赤川が警戒水位近くまで達し、地元水防団の車両が堤防沿いを巡回=13日午前11時半ごろ