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2006年(平成18年) 7月2日(日)付紙面より

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月山が「山開き」 参拝者らが頂上目指す

 出羽三山の主峰・月山(1984メートル)が1日、山開きし、夏山シーズンの到来を告げた。早朝から菅笠(すげがさ)に白装束姿の信者や登山客が山頂を目指した。

 山頂の月山神社には月読命(つきよみのみこと)が祭られ、信仰の山として全国から信者を迎えている。また、高山植物の宝庫としても知られ、夏山シーズンを中心に大勢の登山愛好者が訪れる。

 毎年7月1日に同神社で開山祭が行われ、地元や全国各地から参列した信者が夏山本番を前に山の安全などを祈願する。

 この日の午前中は8合目周辺から頂上まで濃いガスがかかり視界不良。開山祭に参列する信者や登山客たちは足元を一歩一歩確かめながら頂上を目指していた。

 月山山頂小屋の主人、芳賀竹志さん(鶴岡市羽黒町手向)によると、山頂付近の残雪は例年より少ないが、場所によっては多く雪が残っているところがある。山頂小屋周辺の高山植物の花畑は現在、クロユリやコバイケソウなどが見ごろで、色とりどりの花が楽しめるという。
          
          
 

視界不良の中、大勢の参拝者が頂上を目指した
視界不良の中、大勢の参拝者が頂上を目指した


2006年(平成18年) 7月2日(日)付紙面より

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地域再生計画の第4回募集 遊佐町の計画認定

 地域の特性を生かした振興策を国が支援する地域再生法に基づく地域再生計画の第4回募集(5月8―17日)で、遊佐町が提出した「町の資源を活用した参加・協働・共生の力地域再生計画」が認定の内定を受けた。庄内地方では今回唯一。同町では第3回に「遊水の郷『くらしの水』再生計画」が認定を受けており、今回が2件目。

 鳥海山をはじめとする豊かな自然のポテンシャルと人的ネットワークを生かし、観光、農業、交流産業を連結、新しい事業の創出や事業間の連携を通じて活力ある元気な地域をつくりあげるために、同町では昨年、官民一体となって「遊佐ブランド推進協議会」(会長・小野寺喜一郎町長)を設立した。

 再生計画では、こうした取り組みを支える地域の人材づくりを進めるため、雇用創出、人材育成、U・Iターンの支援、インキュベーション支援などの連携を図り、相乗効果によって雇用促進と地域活性化を目指す、としている。

 適用される支援措置は地域提案型雇用創造促進事業(パッケージ事業)で、同町商工観光課によると、新規産業創出に向けた研修会開催の際に講師を派遣するなどのメニューを活用するという。計画によると、効果として本年度から3カ年で雇用創出123人、概算事業費は3カ年で9000万円を見込んでいる。今回の計画の認定日は3日。認定書授与式は27日に行われる



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