2006年(平成18年) 7月20日(木)付紙面より
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第88回全国高校野球選手権山形大会は20日、3回戦が行われ、酒田東が南陽を下した。鶴岡南―鶴岡工業の鶴岡勢同士の対決は鶴岡南が打撃戦を制し、ベスト8に名乗りを上げた。
20日の試合結果
◇県野球場
▽3回戦
○酒田東5―3南 陽
○鶴岡南16―9鶴岡工業
2006年(平成18年) 7月20日(木)付紙面より
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酒田市の眺海の森・松山スキー場人工ゲレンデが16日から今シーズンの営業をスタートした。
1985年、東北初の自動散水式人工スキーマットとして開設。ブラシの歯状のプラスチック製のマットに、霧状の水をまき、通常のスキー道具を使って天然雪に近いスピード感とテクニックを楽しめるのが特徴。幅20メートル、長さ200メートル、最大斜度14度。Tバーロフトのリフトがある。初日の16日は無料開放となり、地元の子供らが「初滑り」を楽しんだ。
営業は11月26日までの金・土・日曜日と祝祭日。営業時間は金、土曜日が午後6時から同9時まで、日曜・祝祭日が午後1時から同4時まで。入場料(リフト利用料含む)は中学生以上2000円、小学生以下1000円。貸しスキー(板、靴、ストックのセットで1000円)もある。問い合わせは眺海の森さんさん=電0234(62)2633=へ。
今シーズンもお目見えした松山スキー場人工ゲレンデ
2006年(平成18年) 7月20日(木)付紙面より
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鶴岡市小岩川の土砂崩れに伴う県の災害対策関係課長会議が18日、県庁で開かれ、各方面への影響について情報交換した。観光関係では温海、湯野浜の両温泉で個人旅行者から若干のキャンセルがあったことや、不通となっているJR羽越本線の影響人員(13―17日)は延べ約1万8600人に上ることなどが報告された。
県観光振興課の調査によると、個人旅行者のキャンセルはJR利用とセットになった宿泊客分という。湯田川温泉では団体客や個人旅行者からのキャンセルはないという。各温泉地とも予約客に対して、土砂崩れ現場の国道7号は現在、片側交互通行が可能などの情報を提供している。
庄内―首都圏間の交通手段については県のホームページに鉄道、航空便、高速バスの利用案内を載せており、さらに観光情報総合サイト「山形の旅」でも庄内地域に旅行する際の交通機関の情報を発信している。この日の会議で同課は「温泉地のキャンセルは少ないようだが、不通が長期化すると影響が出てくる。風評被害も懸念されため、JR東日本にきめ細かな情報の提供を依頼した」と報告した。
羽越本線の影響人員は、土砂崩れが発生した13日は約1000人で、14日が約5000人、15日が約4600人、16、17日が各約4000人。バス代替輸送の所要時間は、酒田―村上間が約3時間5分―3時間50分で鉄道利用の約1時間25分の2倍以上となっており、列車への乗り継ぎの待ち時間が長いことと併せ、利用者から苦情が出ていることが報告された。
また、14日には通学できずに自宅待機となった児童・生徒があったが、県教委などによると、鼠ケ関小、温海中ともに連休明けの18日はスクールバスの運行もあって通常通りの授業となり、各高校でも同日の通学には大きな影響はなかった。
県産業政策課が庄内地域の主な企業に物流面に関する影響を聞き取りしたところ、特に影響はないとした企業が多かったという。従来、JRを利用していた酒田方面から京浜向けの貨物は、宮城や新潟にトラック輸送し、その後鉄道のコンテナに載せ替えて対応している。また、鶴岡、三川への商品配送は主に仙台、山形からの配送となるため特に影響は出ていないという。