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荘内日報ニュース
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2006年（平成18年） 7月28日（金）付紙面より
ツイート酒田で婦人防火研修会 県内一円の800人、誓い新た
県内の婦人防火クラブの関係者が一堂に会する県婦人防火研修会が26日、酒田市の希望ホールで開かれ、「防火の輪」を広げる決意を新たにした。
県少年婦人防火委員会（会長・高橋邦芳県危機管理監）や県婦人防火クラブ連絡協議会（後藤マサエ会長）などが隔年で県内各地の持ち回りで開いている。今回は県内各地の婦人防火クラブや広域消防、市町村の関係者、合わせて約800人が参加した。
式典に続く第2部の体験発表では、白鷹町萩野婦人防火クラブの梅津たま会長と東根市東郷地区婦人防火クラブの東海林喜代美会長がそれぞれクラブの活動を紹介し、消防法の改正によって既存住宅では2011年6月までに義務付けられた家庭用火災報知器の設置の広報に努力する決意などを示した。
また、東北公益文科大の神田直弥講師が「ヒューマンエラーってなんだろう」と題し、人間のミスの観点から火災の原因や防火対策について講演。防火対策では▽原因を減らす（火を使う機会を減らす）▽発生しないようにする（火のそばに燃えやすいものを置かないなど）▽早期に検出する（火災報知器など）▽拡大を抑える（初期消火、スプリンクラー）―の各段階での対応の大切さを訴えた。
防火の誓いとして酒田地区婦人防火クラブ連絡協議会の佐藤栄子会長の先導で「明るい安全な家庭を築くため、火災予防に心がけ、家庭からの火災をなくす」など3項目にわたる誓いを唱和した。 アトラクションでは鶴岡消防音楽隊と酒田地区消防音楽隊が合同演奏で「世界に一つだけの花」などを披露した。
式典の席上、優良な幼年消防クラブ、指導者ら11団体7個人が県少年婦人防火委員会表彰を受けた。
庄内関係の受賞は3団体1個人で、次の通り。
▽優良幼年消防クラブ＝上郷保育園（鶴岡市）いなば幼稚園（同）杉の子幼稚園（遊佐町）▽優良クラブ指導者＝佐藤栄子（酒田市婦人防火クラブ連絡協議会）
県内の婦人防火クラブの関係者が一堂に会した研修会
2006年（平成18年） 7月28日（金）付紙面より
ツイート国道７号全面開通 鶴岡市小岩川土砂崩れ ＪＲは臨時列車と代行バス増発
鶴岡市小岩川で発生した土砂崩れにより片側交互通行規制が行われていた国道7号が26日午後5時、13日ぶりに全面開通した。
13日の土砂崩れ発生後、同国道は現場付近で全面通行止めとなっていたが、崩落した斜面上部の土砂の撤去作業終了を受けて15日に片側交互通行へ移行。国道への土砂流入を防ぐ防護柵が完成した23日には、片側通行区間は500メートルから150メートルに短縮されていた。
不通となっている羽越本線の線路上の土砂などを取り除くための作業用仮設道路が現場の北側に移設したため、国道の通行に支障がないと判断し、酒田河川国道工事事務所は全面開通を決めた。
一方、ＪＲ東日本は夏休みの帰省シーズンに合わせ、28日から羽越本線の臨時列車と代行バスを増発する。
ＪＲ新潟支社によると、あつみ温泉―酒田間の臨時快速列車を3往復増発し、村上―あつみ温泉間の代行バスに接続する。新潟―村上間にも臨時快速列車を1往復運転し、代行バスと臨時快速列車との接続の利便性を図る。臨時快速列車の増発に合わせ、村上―あつみ温泉間の代行バスを1往復増やし、一部代行バスの時刻と区間を変更する。「いなほ14号」と接続する代行バスを新設し、酒田・鶴岡―村上間を直通とし、新潟駅で新宿行きの「ムーンライトえちご」と急行「きたぐに」に接続させる。
13日ぶりに全面開通となった小岩川の国道7号＝27日午前
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