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2006年(平成18年) 7月30日(日)付紙面より

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庄内米ファンクラブ 推進協力員に委嘱状 「おいしさ」全国各地に発信

 本年度からの新たな米づくり運動「感動のおいしさ庄内米・こめづくり運動」の活動の一環として設立された「庄内米ファンクラブ」の会員勧誘などを担当する推進協力員に対する委嘱状交付式が28日、酒田市の全農庄内本部で開かれた。同ファンクラブ会長で、映画「蝉しぐれ」でメガホンを取った黒土三男監督が一人一人に委嘱状を手渡した。

 同ファンクラブは今年5月、同運動推進本部の設立に合わせ設置された。会員は今年8月からインターネットで募集を開始。会員特典としては、期間限定、地域限定の減農薬米やコシヒカリSDなどこだわりの庄内米が入手できるという。全農庄内本部米穀部の本間正実部長は「本部の集荷目標200万俵に合わせ、全国各地から200万人の会員を集めたい」と話す。

 推進協力員は全国各地でファンクラブの会員を勧誘するとともに、庄内米のPR活動が主な仕事。ファンクラブ事務局の米穀部では、庄内5農協の生産組合長、青年部長、女性部長ら18人を任命した。

 この日は黒土監督、推進協力員、農協関係者ら約50人が出席。黒土監督が「庄内米のおいしさを知らないというのはもったいないこと。全国各地でPRに努めたい」とあいさつ。庄内米の現状について本間部長と川村正敏米穀流通課長が紹介した後、黒土監督が推進協力員に委嘱状を交付した。

黒土監督(左)が推進協力員に委嘱状を交付した
黒土監督(左)が推進協力員に委嘱状を交付した


2006年(平成18年) 7月30日(日)付紙面より

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古い建物は「資産」 新たな視点で活用を 公益総合研究所がシンポ

 東北公益文科大の公益総合研究所主催のシンポジウム「鶴岡を歴史資産のいきるまちに」が28日、公益大大学院ホールで開かれ、古い建築物を活用したまちづくりの在り方などを考えた。

 鶴岡市街地には、蔵や町家などの古い建築物、歴史的構造物が多く残され、商店や家屋として暮らしの中で大切に使われ続けてきた。しかし、生活様式の変化や中心商店街の衰退、都市再開発などから失われた建造物は少なくない。

 シンポジウムは、今や希少となっている建造物を市民資産、地域の文化資産として残しながら、新たな視点で活用する方策を探ることを狙いに同研究所が企画した。

 第1部では、工学院大建築都市デザイン学科の後藤治教授が「新しい発想で文化財をいかす」と題して基調講演。この中で後藤氏は「身近にある建築物こそに価値があるという文化財に対する概念が変わっている。残っているものだけを保存するのではなく過去や財産を継承しながら新しい建物の建設につなげていくかが大切。地域の人たちが担い手となって進めてほしい」と提案した。

 第2部では、「古い建物を活かしたまちづくり」のテーマで、鎌田悌治(ドリコン設計研究所代表で市文化財保護審議会委員)、尾形昌彦(鶴岡青年会議所直前理事長)、本間貢(一級建築士、三餘の会)の3氏が鶴岡での取り組み事例を発表。公益大大学院教授の高谷時彦氏をコーディネーターに鶴岡のまちづくりについて意見交換した。

鶴岡の古い建造物を活かしたまちづくりを考えた
鶴岡の古い建造物を活かしたまちづくりを考えた



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