2006年(平成18年) 7月5日(水)付紙面より
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鶴岡市立図書館(松浦進館長)は、夏休みの自由研究に役立ちそうな本を集めたコーナーを設置するとともに、昨年度の全国表彰「図書館を使った調べる学習賞コンクール」の入賞作品27点を一緒に展示している。
「夏―ドキドキチャレンジ! 本を使って調べよう! 考えよう!」と題して同図書館1階の出入り口付近に設置した。生き物、産業、公害問題、方言などの自由研究に役立ちそうな本を展示、貸し出ししている。
昔の人たちが夏を涼しく暮らすための工夫を調べた朝一小児童の作品や、学級ごとに育てた枝豆の生育に差が出た理由を調べた児童の作品などが並んでいる。コーナーの設置は今月末まで。入賞作品の展示は9日まで。
来月初旬からは、ハローワーク関連や起業家のための「ビジネス支援図書コーナー」を設置する予定。同図書館では「これまで設置してきた『今月の図書コーナー』に幅を持たせ、毎回テーマを決め展示していく」と話している。
夏休みの自由研究に役立つ本を集めたコーナーを設置
2006年(平成18年) 7月5日(水)付紙面より
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酒田市が同市光ケ丘三丁目の屋内温水プールわきに整備していた新たな光ケ丘プールの屋外プールが完成し、8日にオープンする。オープンを記念し、8、9の両日は屋内外のプールが無料開放される。
市が2001年度から進めている光ケ丘公園整備事業の一環。各種スポーツ施設を集積して市民の健康づくりや憩いの場を創出するもの。旧光ケ丘プールが老朽化したことを踏まえ、2004年5月に堤町から移転してオープンした屋内温水プール(25メートル×7コース、サブプール)の北側に昨春から工事を進めていた。
屋外プールは50メートルプール、幼児用プール2種、採暖プールの計4種。50メートルプールは水深が1・35―1・45メートル、9コース(1コースの幅2・5メートル)、日本水泳連盟公認コースで各種大会などで使える。幼児用プールのきのこ形(水深30センチ、広さ約55平方メートル)には噴水、滑り台付き、滝つぼプール(水深30―60センチ、広さ約80平方メートル)には全長10・3メートル、高さ2メートルのウオータースライダーが付いている。採暖プール(水深65センチ、広さ約22平方メートル)は屋内プールの加温に使った温泉を再利用してかけ流し、一度に25人程度が入って温まることができる。
そのほか、プール周辺には休憩室や救護室などを備えた管理棟、芝生の観覧席、日よけ用のテントなどを整備した。総事業費は4億2358万円。
市体育課では「中高年に人気の水中ウオーキングなどを含め、老若男女の健康づくりに活用してもらいたい」としている。
8日は午前9時にオープン記念式典、同9時半から中・高校生による模範泳法の披露、同10時から無料開放となる。無料開放は両日とも屋外プールは午前10時―午後6時、屋内は午前10時―午後9時。利用にはスイミングキャップが必要。問い合わせは光ケ丘プール=電0234(33)0170=へ。
8日にオープンする光ケ丘屋外プールの50メートルプール