2006年(平成18年) 8月1日(火)付紙面より
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「出羽の地で大きく広がれ友情の輪」を大会スローガンに、全国スポーツ少年大会(日本体育協会日本スポーツ少年団主催)が鶴岡市小真木原公園を主会場に29日―8月1日の日程で開催された。
スポーツや文化活動を通したリーダー育成などを目的とした交歓・交流大会。毎年、各都道府県持ち回りで開催しており、今年で44回目。山形県での開催は初めて。
大会には、小学4年生―高校3年生までの団員8人と指導者1人の計9人を1チームとし、全国47都道府県から合わせて375人が参加した。
30日は、同市小真木原陸上競技場などでSHIPS活動を行った。9、8チーム5グループに分かれて、むかで競争や大縄とび、大玉ころがしリレー、ディスクゴルフ、障害物リレーの5種目を実施。参加者たちは野球やサッカーなどの単一競技では味わえない各種ニュースポーツを通して友情を深めていた。
31日は同市の羽黒山や由良海岸、遊佐町の西浜海岸など5カ所に分かれて野外活動を行い、ミニ登山や手作りいかだ体験を繰り広げ、庄内の自然に触れた。
SHIPS活動を通じて交流し、友情を深めた=30日、鶴岡市小真木原陸上競技場
2006年(平成18年) 8月1日(火)付紙面より
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環日本海和太鼓フェスティバルが30日、酒田市の大浜海岸で開かれ、太鼓ファンが勇壮な演奏を満喫した。
日本海側各地で活躍する和太鼓団体を招き、環日本海地域の交流や、太鼓を通じた地域文化の振興を目的に酒田市の有志が中心となり実行委員会(進藤喜一郎代表)を組織し、1999年から毎年開いている。
8回目の今年は、石川県の「手取 龍太鼓保存会」をメーンゲストに北海道、福井、京都などから計11団体が参加した。
この日は、東北公益文科大の和太鼓グループ「W―indの会」の演奏でスタート。八ツ杉権現太鼓(福井県)、飛燕太鼓保存会(新潟県)、東今泉八幡太鼓(秋田県)などが次々と演奏を披露。
夕日が沈む日本海をバックに豪快な音色が響き渡り、砂浜に陣取った観客らを楽しませた。