2006年(平成18年) 8月17日(木)付紙面より
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17日に四国で開幕する全国中学校体育大会(全中)に出場する鶴岡・田川地区の選手団の激励会が15日、鶴岡市小真木原総合体育館で行われ、選手たちが檜舞台での活躍を祈念した。
今回は鶴岡市と庄内町から8種目に9校から選手63人、監督15人の78人が出場する。
激励会で主催者の鶴岡市体育協会の稲泉眞彦副会長が「コンディションと精神を最高の状態に持っていき、満足が得られる大会にしてほしい」とあいさつ。選手紹介に続いて激励金が交付された。
出場選手を代表して余目中3年の高田章寛選手(剣道)が「仲間、コーチ、応援してくれた保護者に感謝し、一戦ずつ頑張ってくる」と決意を表明。出席者全員で「勝ちどき三唱」を行い、健闘を誓った。
出場選手は次の通り。
◇鶴岡一▽水泳=田中恭介、渡部貴久、佐藤功貴、渡部佳志、高橋毅樹(3年)進藤健太(1年)▽ソフトテニス=佐藤駿、安倍貴大(3年)佐藤成人、田中建(2年)石塚祐成、大津育人(1年)佐野大輔(2年)園部諒、入江瑞希、丸山彩花(3年)
◇鶴岡二▽水泳=冨樫絵里香(3年)魚住至(2年)▽体操=遠藤真衣(3年)
◇鶴岡三▽新体操=今野如花(3年)▽バドミントン=佐藤一誠、渡部紘三、三浦貴大、齋藤宏紀、五十嵐凌(3年)伊藤直輝(2年)佐藤勇輝(1年)黒澤早季、佐藤美咲、落合瑞希、安倍汐里(3年)清和真理子、菅原幸、渡部綾花(2年)
◇鶴岡四▽水泳=本村貴紀、小関也朱篤、萬年隆利(3年)秋葉江史(1年)菅原佑也(3年)庄司輝拓(1年)佐藤まや(3年)安中つぐみ(2年)粕谷凪々、伊藤奈留美、佐藤綾香、田澤友梨(1年)
◇鶴岡五▽水泳=佐藤祐太(2年)
◇藤島▽剣道=小野寺耕平(3年)
◇櫛引▽陸上=島原ゆう(3年)
◇温海▽柔道=渋谷蓮(3年)
◇余目▽陸上=佐藤奈月、今野翠、阿部美奈子、足達好、川井奈津美、伊藤優衣(3年)▽剣道=藪田裕貴、齋藤隆元、北川大智、梅木康友、高田章寛、阿部光、後藤大樹(3年)
選手代表が全中に向けた決意を述べた
2006年(平成18年) 8月17日(木)付紙面より
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15日午後5時50分ごろ、鶴岡市大東町の加藤紘一衆院議員(67)の実家から出火、木造一部2階建ての住宅と棟続きの事務所計約340平方メートルを全焼した。敷地内で腹部から血を流している男性が見つかり、鶴岡市立荘内病院で治療を受けている。右翼団体に所属する都内の65歳の男性とみられる。鶴岡署は、男性が放火し自殺を図った可能性もあるとみて、回復を待って事情を聴くことにしている。同署では16日午前9時から実況見分を行い、出火原因などを調べている。
調べによると、事務所にいた女性事務員(25)が焦げくさい臭いに気付き、母屋から黒い煙が上がっているのを見つけ、119番通報した。母屋には加藤氏の母親の於信(おのぶ)さん(97)が1人で暮らしていたが、火災発生時は日課の散歩に出かけていた。
事務所と北側にあるブロック塀との間に血を流した男性が倒れているのを消火作業中の消防署員が発見、病院に収容した。腹部のほか腕に刺し傷とみられる傷があり、意識はなかった。搬送後に緊急手術を受け、集中治療室で治療を受けている。割腹自殺を図ったとの見方が強い。
男性は、年齢が65歳で、白髪交じりの角刈りで顔や口の中に火傷を負っている。白いTシャツとベージュ色のズボンを着用していた。腹部を傷つけたとみられる凶器は倒れていた現場付近にはなかった。所持品はハンカチだけだったという。加藤氏の家族や事務所とは無関係とみられる。
火元の母屋は1、2階とも屋根が焼け落ち、火の回りの早さや激しい燃え方を示していた。特に北側部分の焼け方が激しかった。
鶴岡地区消防事務組合からポンプ車5台、鶴岡市消防団からポンプ車3台、小型ポンプ6台が出動し消火に当たった。
県警本部鑑識課や鶴岡署員ら18人体制で実況見分=16日午前9時すぎ