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荘内日報ニュース


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2006年(平成18年) 8月3日(木)付紙面より

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スクールボランティアセミナー 心の交流深める 高校生ら約30人参加

 鶴岡市の県立鶴岡養護学校(延本啓二校長)で1、2の両日、「スクールボランティアセミナー」が繰り広げられ、高校生や大学生が障害のある子供たちと活動し、ボランティアの在り方やかかわり方などを学んだ。

 ボランティアに対する意識高揚、具体的な支援方法の習得、地域や学校で一緒に活動できる人材育成などを目的に同校とPTAが共催して実施している。

 5回目の今年は、東北公益文科大や北海道医療大、山形医療技術専門学校と庄内7つの高校から約30人が参加した。2日間にわたって同校の小学部、中学部、高等部の児童、生徒と交流活動を繰り広げた。

 2日の午前中は高等部の生徒と受講生が農園芸、木工、窯業、家庭の4班に分かれ、ジャガイモの収穫、ペンダントや花鉢、手ぬぐいの製作を行った。このうち、農園芸班では校内の畑で生徒たちが育てたジャガイモとニンニクの収穫、除草作業を体験した。

 受講生たちは生徒を手助けしながら、土の中から大人のこぶし大に育ったジャガイモを掘り出すなどして共に収穫を喜んでいた。また、午後は中学部の生徒と歌やゲームなどで交流した。

 初めて受講した高校生の一人は「障害のある人への手助けの仕方など具体的に教わり勉強になった」と話していた。

ジャガイモ収穫作業で生徒と交流する受講生たち
ジャガイモ収穫作業で生徒と交流する受講生たち


2006年(平成18年) 8月3日(木)付紙面より

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酒田湊まつり 「S・Jinku」を分離 花火ショーに先立ち披露

 港都・酒田の夏を彩る「酒田港まつり」が4、5の2日間にわたって酒田市の中心商店街と最上川河川敷で開催される。これまで一緒に行ってきた「酒田湊・甚句流し」と「S・Jinku」を分離し、甚句流しは4日に中心商店街で、S・Jinkuは翌5日の酒田花火ショーに先立って最上川河川敷で披露される。花火ショー「2006星の火まつり」では1市3町の合併による「新生酒田」を中心テーマに、趣向を凝らした約1万2000発が打ち上げられる。 甚句流しは、酒田観光物産協会(旧酒田観光協会)が1995年から始めた。伝統の酒田甚句のゆったりとした振り付けの踊りで、2000年からは同甚句をアップテンポに編曲した「S・Jinku」も加わった。昨年までは同じ日に甚句流しは大通り、たくみ通り、中通りを通る約1・2キロの周回コースで、S・Jinkuは甚句流し終了後に大通りで行ってきた。

 しかし、「もっとじっくり見たい」といった声が強まっていたことから、今年は分離し、S・Jinkuについては花火との相乗効果で一層の盛り上げを図ることにした。
 甚句流しは4日午後6時半から、従来と同じ周回コースで行われる。36団体の約1700人が参加の予定。

 S・Jinkuは5日午後5時から、最上川右岸河川公園の特設ステージで行われる。11団体の約260人が1、2団体ずつ、工夫を凝らした踊りを披露する。引き続き、海上自衛隊舞鶴音楽隊の演奏も行われる。

 一方、酒田花火ショーは、酒田観光物産協会が地元企業や市民の協賛を得て開催。03年から打ち上げ会場を出羽大橋下流から上流に移し、広いスペースでゆったりと観覧できるようになった。

 打ち上げ開始は5日午後7時半。5部構成で、第1部「グランドオープニング」は新進の和太鼓奏者・山部泰嗣さんの演奏で幕開けし、新市の誕生を祝って華やかな花火の競演を繰り広げる。第2部「新生酒田市にぎわい讃歌『市民号』」では、高さ40メートルのナイヤガラで鳥海山の四季を彩るなど地元の自然を演出。第3部「世界の花火ショー」では、世界で活躍する花火師の下福史さんとビトール・マシャドさんの演出による日本と欧州の花火、第4部「酒田、未来への飛翔」では山部さんの太鼓をバックに水上スターマインなど、第5部「グランドフィナーレ」では15号玉の3発同時打ち上げなど迫力の演出で締めくくる。

 5日は花火会場周辺が例年より1時間半早い午後4時半から交通規制が行われ、立ち入り禁止となる。特設ステージ周辺の有料席は1800円(パイプいす、うちわ、プログラム付き)。問い合わせは酒田観光物産協会=電0234(24)2233=へ。



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