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2006年(平成18年) 8月30日(水)付紙面より

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庄内風が初共演 日本一の芋煮会フェスティバル

 庄内風と内陸風の芋煮が初競演―。山形名物の芋煮を楽しむ「日本一の芋煮会フェスティバル」が9月3日、山形市の馬見ケ崎川河川敷で開かれる。18回目となる今回は、豚肉入りみそ仕立ての「庄内風芋煮」が初登場し、5000食分が提供される。

 フェスティバルを主催する山形商工会議所青年部が、内陸で定番となっている牛肉入りしょうゆ仕立ての芋煮と庄内の芋煮を食べ比べ、芋煮の奥深さを知ってもらおうと初めて企画した。

 趣旨に賛同した平田牧場(酒田市)が平牧三元豚を230キロ提供。使用するみそ約100キロも庄内から調達され、主催者側が準備するサトイモ、ネギ、こんにゃく、シメジ、油揚げ(厚揚げ)などとともに、直径3メートルの大鍋で5000食分を豪快に調理する。

 協賛する平田牧場は「歴史あるイベントに声を掛けていただき、光栄に思っている。3メートルの大鍋は一度に1万食を調理できるらしいが、大量に庄内の芋煮を調理するのは初めてでもあり、まずは5000食でやってみることになった」と話す。フェスティバルで庄内の芋煮を提供するのが初めてということもあり、現場の指揮は同社が経営するレストラン「とんや」の料理長が執ることになっており、これまでの内陸風とはひと味違う庄内の芋煮の味をアピールする。

 直径6メートルの巨大鍋では、しょうゆ味の芋煮を一気に3万食分調理する。芋煮は一杯300円で、庄内風は午前11時ごろから、内陸風は同11時半ごろからそれぞれ配られる。駐車場は県庁や山形市北部にある同市総合スポーツセンターなど計5カ所、2550台分を用意。会場まで、100円バスが運行される。問い合わせは、フェスティバル事務局=電023(622)0141=へ。

山形市で開かれている「日本一の芋煮会」。今年は初めて庄内風芋煮が登場する
山形市で開かれている「日本一の芋煮会」。今年は初めて庄内風芋煮が登場する


2006年(平成18年) 8月30日(水)付紙面より

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地酒フェア秋の膳 料亭以外でも提供 屋形船、居酒屋などへ拡大/酒田

 芋煮やクチボソガレイの焼き物など旬の料理と地酒をセットにして提供する「地酒フェア 秋の膳」が9月1日から、酒田市内で始まる。従来は酒田料亭組合の加盟店のみで提供してきたが、今回から新たに屋形船や居酒屋など、提供する店を拡大し、より多くの人に「酒田の旬」を味わってもらう。

 地酒フェアは、酒田観光物産協会(旧酒田観光協会)が中心となって1999年度に日本海寒鱈まつりの会場で新酒をPRする1日だけのイベントとして実施したのが始まり。翌2000年度からは市内の蔵元4社(当時)の新酒と寒鱈(かんだら)汁など料理を組み合わせた「冬の膳」を、酒田料亭組合の加盟店で提供する形となり、その後、季節ごとの「膳」を作ってPRしている。

 今回は、より多くの人に楽しんでもらいたいと同組合加盟の6店のほか、新たに屋形船、居酒屋、割烹、旅館の5店が加わった。

 セットメニューは芋煮、クチボソガレイの焼き物、旬の刺し身(サザエ、イカ)、吸い物、弁慶飯(またはご飯)、漬物、純米吟醸酒グラス3杯。料金は2100円(税込み)。

 純米吟醸酒を提供する地元の蔵元は合併に伴い今年の「冬の膳」から、旧市の菊勇、清泉川、上喜元、初孫の4社に、旧3町地区の松嶺の富士、麓井、楯の川の3社が加わり、7社となった。セットメニューでは、うち3社の銘柄を選べる。

 提供する店は大谷閣、治郎兵衛、御園、玉勘、魚御殿やまもと、よしのやの組合加盟6店と、新たに参入する酒田湊屋形船観光みづき、井筒、さくら亭、兵六玉、若葉旅館の5店の計11店。

 秋の膳は11月30日まで。要予約。問い合わせは酒田観光物産協会=電0234(24)2233、酒田市観光物産課=同(26)5759=へ。

地酒とセットの「秋の膳」のチラシ
地酒とセットの「秋の膳」のチラシ



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