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荘内日報ニュース
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2006年（平成18年） 9月10日（日）付紙面より
ツイート世界遺産登録視野に サポーター初活動 六十里越街道 30人が下草刈
出羽の古道・六十里越街道の保全などに取り組むアルゴディア研究会（小関祐二会長）が広く募集している街道応援サポーターグループ「アルゴディア苦楽歩（くらぶ）」の初めての街道整備活動が9日、鶴岡市田麦俣の同街道沿いで行われた。参加者が下草刈りなどをして、埋もれていた古道の復元に取り組んだ。
六十里越街道は世界遺産登録を目指す出羽三山エリアの貴重な遺産として注目されている。同研究会が保全整備を進めており、街道トレッキングを楽しむ愛好者も増えている。
アルゴディア苦楽歩は、今後の街道保全に多くの人の意見を反映していくため、街道のサポーターとして整備や史跡調査などのボランティア活動に参加してもらい、保全活動に理解を深めてもらおうと立ち上げた。
初めての活動となるこの日は、庄内地方を中心に内陸などから約30人が参加。細越峠から戊辰戦争砲台跡までの約500メートル間で、街道近くの埋もれていた古道を下草刈りし、古道を復元した。また街道沿いでは、浸食し崩れた部分に自然石を組んで石段を整備し、歩きやすい環境を整えた。参加者たちは協力し合い、額に汗しながら街道整備に精を出した。
地元から参加した男性は「できるだけ自然な形で整備保全し、後世に残していくべきものだ。これから紅葉の季節になれば街道を歩く人が増えるだろう。安全に楽しんでもらえるようにしたい」と話した。
六十里越街道の保全整備に取り組む「アルゴディア苦楽歩」のサポーターたち
2006年（平成18年） 9月10日（日）付紙面より
ツイート守ろう地球 家庭から 16、17日に環境フェア／鶴岡
県環境産業まつりｉｎ庄内・環境フェアつるおか2006が16、17の両日、鶴岡市小真木原公園で開かれる。「小さな努力が大きな成果、本気でやろう！節電・省エネ・省資源」をテーマに、エコカーや電気自動車の展示・試乗、環境学習体験、リサイクル自転車が当たるクイズ大会、フリーマーケットなど多彩なイベントを繰り広げる。 住民一人一人が環境問題への認識を深め、日常生活の中でできることから始めることを狙いとしている。今回は県と鶴岡市の併催で2日間にわたって行われる。
メーン会場となる小真木原総合体育館は、1階、2階には環境関連団体の活動や環境関連製品の展示ＰＲコーナー、鶴岡市内の児童・生徒による環境やごみ問題などに関する研究作品、絵画、標語を紹介する各展示コーナーをそれぞれ設置する。
また、2階大会議室では全国地球温暖化防止活動推進センター代表で元環境大臣の大木浩さんの「21世紀の地球」（16日午前10時半）をはじめ、鶴岡高専の小谷卓教授の「楽しく省エネに取り組んでみよう」（同午後1時35分）、尾花沢市の光のアーティスト塩原未知子さんの「キャンドルの味わいと光の楽しみ方」（同午後2時10分）、山形市の環境カウンセラー安西和夫さんの「省エネコンサート?蓄音機で音楽を聴いてみよう」（17日午後2時10分）が開かれる。
3階ではマイバッグづくりや牛乳パックでのウインドカー、廃ガラスブローチ、間伐材のコースターなどの工作教室、衣類から雑貨、おもちゃなどが並ぶフリーマーケット、だがしや楽校が繰り広げられる。
一方、屋外では、庄内地区の自動車販売店12社によるエコカー、電気自動車、愛知万博で活躍した「自転車タクシー」の各展示や試乗、野菜・果物販売、屋台コーナーなどが設けられ、リサイクル自転車が当たるクイズ大会が行われる。
両日とも午前10時―午後4時（17日は午後3時）で開催。クイズ大会は16日が午前11時半と午後2時半、17日は午前11時半と午後1時半。ペットボトルロケット作りは両日とも先着12人で作成は午前10時半、打ち上げ大会は午後2時開始。
問い合わせは県庄内総合支庁環境課＝電0235（66）5704、鶴岡市環境課＝同（22）2848＝へ。
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