2006年(平成18年) 9月19日(火)付紙面より
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青少年による森づくり大会が16日、酒田市の庄内空港緩衡緑地ピクニック広場で行われた。緑の少年団の子供たちや大勢の家族連れが、リースづくりなどの体験イベントで、自然や木に親しんだ。
森林を育てる重要性を認識してもらい、青少年による森林づくりを進めようと、県や酒田市、県緑の少年団連盟、庄内地方林業振興協議会などによる実行委員会が企画した。今年で3回目。
「森の遊び」では、リースづくりや竹細工、木の枝などでトンボを作る木工クラフトの体験コーナーをはじめ、丸太をノコギリで切る速さを競ったり、間伐材で作った遊具での遊びコーナーなどが設けられた。
会場には緑の少年団の子供たち約200人と一般参加の家族連れが大勢訪れた。親子で木工細工を楽しんだり、友達と丸太切りの速さを競争して盛り上がったり。木と親しむ遊びを通じて森や自然の大切さを感じ取っていた。
また、会場では緑の少年団が各ブロックごとに活動発表を行い、森づくりの活動として会場近くのクロマツ林の枝打ちなども行った。
「それ、頑張れ。引く時に力を入れて」。森の達人たちからアドバイスを受け、丸太切りに挑戦
2006年(平成18年) 9月19日(火)付紙面より
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「敬老の日」の18日、鶴岡市敬老のつどいが市文化会館で開かれ、市内の65歳以上のお年寄りたちが、保育園児の歌や踊りの発表などの催しを楽しんだ。
長年にわたり社会に尽くしてきた高齢者の長寿を市民みんなで祝おうと、市の主催で毎年開かれている。今年で41回目。同市の9月1日現在の65歳以上の高齢者は3万8307人で、全人口の26・75%を占める。最高齢は数えで105歳の阿部むめゑさん(日出二丁目)、佐藤倉代さん(菅野代)、斎藤留乃さん(大西町)の女性3人。
つどいは民田保育園の園児による「うたっておどって元気にわっしょい」で幕開け。法被姿の園児が手作りのおみこしを引いて登場するなど、お年寄りたちは終始笑顔でステージを楽しんだ。富塚陽一市長は「これからも後輩に温かく厳しいご指導を」とお祝いの言葉を述べ、101歳以上の長寿の阿部むめゑさん、佐藤ミイさん(若葉町)、佐々木善三郎さん(大山三丁目)に花束を手渡した。
また、高齢者作品展優秀作品の表彰、福祉車両を贈呈した鶴岡遊技業協同組合(金 鍾理事長)に感謝状の贈呈などが行われた。その後、中学生を対象に実施している世代交流事業に参加した代表の3組9人が、そばづくりや磯釣りなどで交流した際の体験を報告、人生の大先輩に敬意を表した。このほか、市内の団体が歌や踊りのステージを繰り広げ、お年寄りたちの長寿を祝った。
富塚市長が阿部さんらに花束を手渡した